【万博採用建材】天然素材の美しさを纏う織物壁紙「KYOTO IZUMI Aoi 葵」

大阪・関西万博では、各国のパビリオンや共用施設、屋外設備にいたるまで、機能性・美しさ・環境配慮を高次元で融合させた多彩な建材が採用されました。本連載「万博採用建材」では、実際に万博で使用された建材メーカーの製品を取り上げ、採用の背景や開発の裏側、そしてそれぞれの建材が空間にもたらす価値を深堀して紹介します。
今回は、小嶋織物株式会社の織物壁紙「KYOTO IZUMI Aoi 葵」です。

小嶋織物株式会社のカタログ

目　次

採用された製品

品番：AOI 5101

採用製品：織物壁紙/KYOTO IZUMI WALLCOVERING

メーカー：小嶋織物株式会社

採用された経緯

2022年にサプライヤーとして参加表明をしました。
織物壁紙は天然素材の糸・紙を使用している為、焼却時に有毒ガスなどの発生もなく、埋立時には土に戻る、地球にやさしい壁紙で、大阪・関西万博が掲げる開催の意義「いのち輝く未来社会へ」に当製品が適していると賛同しました。
藤本壮介様設計の迎賓館は、世界各国から国王、大統領、首相などの賓客をお迎えし、歓迎、接遇するための施設です。
「自然光、自然通風、自然素材を使用し、環境性、快適性を両立するとともに賓客に日本らしいおもてなしと感動を感じていただく空間」に適していると回廊全面への採用となりました。

採用場所

出典：Expo2025 大阪・関西万博：会場マップより

出展地域　：国内

会場エリア：迎賓館回廊全域

万博採用写真

製品の特長

材質: 織物(綿・レーヨン糸)・紙
寸法: 93cm巾
色調: ホワイト
主な用途: 壁紙
設置場所: 壁面

小嶋織物株式会社のカタログ

製品の活用例・施工実績

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建材ナビ担当者より

今回ご紹介しました織物壁紙「KYOTO IZUMI Aoi 葵」は意匠性は勿論の事、機能性や環境への配慮も意識して生まれた、他の壁紙とは違う「近未来的な壁紙」だと感じました。
実際に触った質感や、彩等は大阪万博の迎賓館に使用されるのも分かる素晴らしさでした。
デザイナー様・設計士様是非一度実物を拝見して頂けたらと思います。

小嶋織物株式会社　担当:田村