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  • 掲載:2026年06月30日 更新:2026年06月30日

第52回東京建築賞表彰式、「東事協」から略称を「TAAF」に統一へ
一般社団法人東京都建築士事務所協会

東京建築賞2026

第52回を迎える東京建築賞。今年度は計3部門に応募があった総数82作品の中から、24作品を対象に現地審査を実施。最終審査を経て、東京都建築士事務所協会会長賞や東京都知事賞など各賞の受賞作品が決定、東京建築賞表彰式が開催されました。

また、第99回定時総会において、一般社団法人東京都建築士事務所協会は令和8年度事業計画の一環として、略称を「東事協」から「TAAF(ターフ)」へ統一する方針を発表しました。


第52回東京建築賞表彰式

第52回東京建築賞表彰式
会長挨拶(会長:千鳥義典氏)

「東京建築賞」は、今年で第52回を迎えました。回を重ねるごとに応募作品のレベルが上がり、本賞の社会的評価も向上していると感じております。このことを心から嬉しく思うとともに、主催者として責任の重さを改めて痛感しているところです。
ここで一言添えさせていただきますと、会長である私は審査には関わらないことになっております。そのため、厳正な審査は審査員の先生方にお願いしている次第です。審査結果をいただいた後、昨年に続き、受賞作品のうちいくつかを自ら現地へ赴き、拝見させていただきました。時間が許す範囲となりますため、数は限られてしまいますが、ご容赦いただけますと幸いです。

現地へ足を運ぶのは、設計者と同じ空気を吸うことで、その思いを少しでも肌で感じることができればという理由からです。本年は3件を訪問いたしました。
まず、東京都建築賞を受賞された「ヤマト本社ビル」です。木質素材を用いた外観ファサードが大変目を引く建物です。本来であれば制約や弱点となり得る、敷地を分断する公道上空という条件を、巧みなデザインによってプラスへ転化させ、これまで顕在化していなかった価値を引き出した点を高く評価しております。

次に、会長賞を受賞された「川崎朝鮮初級学校」です。携帯の地図を頼りに向かったのですが、目的地と自分の位置が重なっているにもかかわらず、その場所に気づかないほど周囲の環境に溶け込んでいたことが非常に印象的でした。今のお話ですと、周辺環境の方がこの建物に合わせるような形で調和しているのですね。この施設は、何よりも断面図に空間の豊かさが表れていると感じました。子供の背丈から見れば、その空間はより大きく、広がりを感じるものだったのではないでしょうか。昼休みになり、子供たちが階段状のテラスに出て駆け回る姿も見ることができました。設計者の意図通りにテラスが使われている様子を拝見し、嬉しく思いました。

最後に、旧斎場を全面改修した「深川えんみち」です。こちらは富岡八幡宮と深川不動尊をつなぐ参道に面しておりました。私が特に気に入ったのは、店内のファサード、とりわけ間口全体に飾られた水引の暖簾です。下町情緒を醸し出しており、現地で思わず笑みがこぼれました。これも設計者の発案なのでしょうか。

本年は、これらに加えて4件の作品がリノベーション賞を受賞されました。ストック活用がますます重要となるこれからの時代、単なる性能の更新にとどまらず、新たな価値を生むリノベーションに、東京建築賞としても大きな期待を寄せております。その他の全ての受賞作品につきましても、今の時代の課題やニーズに果敢に挑戦した力作ぞろいであり、いずれも受賞に値する優れた建築であると確信しております。
本日受賞された作品が、時を経るほどに美しくなり、人々に愛され、いつまでも大切にされながらその使命を果たしていくことを期待しております。
結びになりますが、受賞者の皆様には、今回の受賞を今後の創造活動の糧としていただき、さらなるご活躍と建築界への貢献を心より期待申し上げます。本日は誠におめでとうございました。
表彰式の様子

表彰式の様子
東京都建築士事務所協会会長賞 (左)笠井太雅さん (右)鄭愛香さん



一般社団法人東京都建築士事務所協会、「東事協」から略称を「TAAF」に統一へ

略称統一の報道発表
会長:千鳥義典氏
まずは、本日開催いたしました第99回定時総会が滞りなく終了いたしましたことをご報告させていただきます。今年度、令和8年度は、令和5年度から進めております「中期事業計画」の最終年度にあたる年となります。
この4年間の成果と課題をしっかりと総括し、次代へと着実に継承していくことが重要です。また、現在、2050年を目標とする長期ビジョンの策定を進めております。
専務理事:茂木竜一氏
日頃より当会の活動に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。当会はこれまで、業界内では「東事協」の略称で親しまれてまいりましたが、定款上の正式な略称「Tokyo Association of Architectural Firms」に由来する英語名称に由来する「TAAF(ターフ)」と定められております。現在、ロゴやウェブサイト等の各種広報媒体においても「TAAF」を使用しております。
この度、当会では令和8年度事業計画の一環として、ブランド認知の向上を目指し、「TAAF(ターフ)」の名称を行政・都民の皆様へ広く浸透させる取り組みを推進することといたしました。つきましては、今後、貴媒体にて当会について取り上げていただく際は、可能な範囲で「TAAF」と表記いただけますと幸いです。
今後とも、活動内容をより広く知っていただけるよう努めてまいりますので、何卒ご理解とご協力のほどお願い申し上げます。

その他、活動の紹介

① 社会課題への対応
・戸建住宅省エネ等リフォームアドバイザー事業
・大規模修繕相談室
② 新しい会員サービス
・BIM 講習会
・意匠設計者のための設備設計基礎研修
・若手設計事務所のための経営力向上セミナー






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