建材情報まとめサイトすまいりんぐ
COLUMN
コラム
掲載:2019年07月15日更新:2019年07月15日

洗面化粧台を交換するときの注意点と工事費について

洗面台
洗面化粧台が古くなった、ボウルが割れてしまったなどで交換を検討されている人もいるのではないでしょうか。
今回は、自分で行う洗面化粧台の交換手順と注意点、業者に交換を依頼した場合の費用について説明します。

洗面化粧台の交換手順と注意点

洗面化粧台の交換手順はまず、水道メーターのバルブを締めます。
次に、壁の止水栓と既存の洗面台の止水栓、排水管を切り離します。
切り離せたら、既存の洗面台と鏡を取り外します。
何カ所かネジで止めてあるだけなので、比較的簡単に取り外すことができますが、
ネジが固くなっている場合もあるので外す際には注意が必要です。


既存の洗面化粧台を外せましたら、新しい洗面台の裏面に止水栓を通すための穴を空けます。
メジャーなどで大きさを測り、穴を空けます。


また、新しい洗面台の底に空いている穴と床の排水管の穴がずれている場合は、新しく穴を空ける必要があります。
穴を空けた後、壁から出ている止水栓と洗面化粧台の止水栓とを繋げます。
この時、ホースの長さが足りない場合には延長用のホースを使い繋げます。
また、ホースの両端のネジの形状に注意する必要があります。


次に、排水パイプを繋げます。そして、鏡の部分を取り付けます。
取り付ける際に鏡の部分と洗面台の部分との間に隙間があると、
洗面台を使用した時に飛び散った水が入り込み、洗面化粧台の床を水浸しにしてしまう恐れがあるので注意が必要です。
水道メーターのバルブと止水栓の線を空け、水を流し水漏れがないかを確かめます。
また、少しの間、水を流し、排水管をしっかりと通るか確認します。
水漏れもなく、しっかりと水が流れれば作業は終了です。


洗面化粧台のタイプや住宅などによっては交換手順が異なる可能性があるので、
交換の際には説明書などに目を通すようにして下さい。
また、古い洗面化粧台の処分方法などを調べておきましょう。






SHARE

建材ナビ編集部の他の記事

RELATED ARTICLE

アクセスランキング(COLUMN)
2025年建築基準法改正の6つの要点|4号特例や省エネ義務の変更
加賀屋の新たな挑戦|建築家 隈研吾氏設計の新館が2026年に和倉温泉で再開
建築費が高騰する理由と、建設業界への影響・今後の動向
お風呂の壁に磁石がつくって知ってた?仕組みと理由を聞いてみた
グラスウールはどんな断熱材?ロックウールとの違いやメリット、デメリット
SumaiRing最新記事
SPECIAL
有限会社永山祐子建築設計 永山祐子(建築家)
建築家永山祐子氏「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2026」受賞!過去の取材で語られた「循環型建築」の原点とマテリアルへの情熱
STORY
高橋建設株式会社 ✕ 株式会社FPコーポレーション
断熱性・気密性・耐震性に優れた「FPウレタン断熱パネル」
ARCHITECT
コクヨ株式会社 クリエイティブデザイン部 青木耕治
テクノロジーを駆使しゾーニングやレイアウトに活かした設計で未来を切り開く
MANUFACTURER
マグ・イゾベール株式会社
日本初登場「理想的な音環境」を創造する高性能吸音材〈Ecophon〉
COLUMN
【万博採用建材⑤】コスト面・耐久面のバランスが良く半屋外での使用にも耐える「メラミンタイル」
最近見た記事
SO建築設計一級建築士事務所 日吉聰一郎
「環境との調和」解放感にあふれた快適な空間創り
キッチン・洗面・風呂(浴室)混合水栓の交換方法
和のインテリアエレメントをさりげなく取り入れよう!【話題のJAPANDIスタイルをリビングに】
テラス席の賢い作り方
有限会社設計工房アーバンハウス 小野寺一彦
地域で活きる人たちの為の建築を魂を込めて造る
COLUMN
建材コラム
建材のことをわかりやすく紹介するコラム記事です。 建材に関するあらゆることから、身の回りの疑問に感じた住まいに関する記事まで取り揃えています。