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STORY
プロジェクトストーリー
  • 掲載:2026年01月14日 更新:2026年01月21日

世代を超えて繋がる屋内アスレチック 〈LINK FIT 明浜〉
LINK FIT 明浜(ゆめさく屋) ×株式会社アネビー

LINK FIT 明浜(ゆめさく屋) ×株式会社アネビー
ゆめさく屋の宇都宮氏が、「幼少期の子ども達には最高の環境で育ってほしい」という思いから手がけた室内アスレチック。
こだわりの遊具は、アネビーの協力のもと制作したリンクフィットオリジナル。隣には大人向けのジムも併設されている。
リンクフィット明浜(ゆめさく屋)
リンクフィット明浜(ゆめさく屋)
パーソナルトレーナー
宇都宮 一基(うつのみやかずき)
https://linkfitakehama.com/
愛媛県出身。俳優を目指して上京し、活動する中でボディメイクに出会い、フィジーク選手として大会に出場しながらパーソナルトレーナーになる。トレーナーとして活動する中でボクシングに出会い、32歳でプロデビュー。第80回東日本新人王決勝戦でミドル級準優勝を飾る。入院をきっかけに34歳で引退後、減量のない格闘技として柔術を始め、先日のIBJJFアジア柔術選手権2025で白帯マスター2優勝を飾る。トレーナーとして、運動することの大切さを発信しながら、現在も柔術に励んでいる。
株式会社アネビー
株式会社アネビー
ハビル Labo /課長
齋藤 弘之(さいとうひろし)
東京都渋谷区元代々木町33-8
元代々木サンサンビル5F
TEL:03-3465-4828
https://www.aneby.co.jp/
淑徳大学社会福祉学部卒業後、 国立総合児童センター「こどもの城」で17年間、子どもの遊び環境の企画と遊びプログラムの開発を行う。その後、学童保育指導員や保育士を経て、現在、株式会社アネビーにて子どもの発達のための遊び環境創造をテーマに活動している。
地域密着型、そして高齢者から子供まで何世代の方々がカラダを動かしながら交流できる場を作りたいというリンクフィット明浜(ゆめさく屋)のパーソナルトレーナー、宇都宮 氏。
その想いと創造をカタチにするべく遊具や「子供たちの遊びに対する考え方」と共に提案する株式会社アネビー ハビル Labo /課長 齋藤氏。遊びの多様性を実現する場所として誕生した室内アスレチックと大人向けジムが融合するリンクフィット明浜(ゆめさく屋)のプロジェクトについてお話を伺いました。


LINK FIT 明浜(ゆめさく屋)

施設「LINK FIT 明浜」構想のきっかけや背景について教えてください。

どんどん過疎化が進み、廃れていくこの町の将来をどうにかしようと以前から動いてきた母の一言がきっかけです。「空き家になっている建物を老若男女が動けるジムみたいにして、運動習慣で病院に通わなくてもいい身体作りができる所にできたらいいな」という案を聞いて、トレーナーをしている僕は「ジム作りなら力になれる」と思い、協力して動き始めました。

構想を広げるなかで、「町に一つも公園がないから子ども達が安心してのびのび身体を動かして遊べる場所を作りたい」「地域住民が普段ふらっと気軽に集まれるような場所もないから、地域住民の心してのびのび身体を動かして遊べる場所を作りたい」「地域住民が普段ふらっと気軽に集まれるような場所もないから、地域住民の憩いの場も作りたい」などの意見が、どんどん出て来ました。それらの意見を集約した結果、総合的なフィットネス施設にしようという形でこのプロジェクトがスタートしました。

僕は東京でフィジーク選手やプロボクサーをしていたので、アスリートとして活動していたら常に学べる最先端のトレーニングや生の情報を、地方の子ども達に直接教えたいなとも考えました。今はYouTubeなどで情報は簡単に得られますが、やはりプロの人に直接指導してもらう機会は地方ではなかなかありませんので、その機会を作ってあげたいと思いました。


マルチスイング
マルチスイング
マルチスイング。
子ども達に一番人気になると思い導入。耐荷重150kgで、大人数で乗っても安心。
複数人で遊ぶことで、自然に「乗る係」と「押す係」が生まれ、コミュニケーション能力も育まれる。寝そべって乗ることもでき、体幹が未発達な子ども達も一緒に楽しめる。

遊具の導入にあたり、アネビーさんにご相談されたきっかけを教えてください。

毎日遊びに行く公園のような子ども達が飽きない遊び場、かつ、しっかり身体を鍛えられるような遊び場を作りたくて、まず様々な種類のボルダリング系の遊具を探していたところ、ネットでとても目を引く肋木を見つけました。それがアネビーさんを知るきっかけであり、さらに調べるとアネビーさんでは、発達支援の療育施設なども施工されていることが分かり、ぜひお話を聞いてみたいと思いました。

アネビー様との打ち合わせで印象的だったエピソードがあれば教えてください。

保育士の資格をお持ちで、子どもの発達にも詳しい担当者さんなので、お話を聞いていて本当に面白かったです。
特に、アネビーさんの遊具で実際に遊んでいる幼稚園の子ども達の動画を見せていただいた時に「この子の今の動きはこう考えていたからでしょうね」とか「こういう所(子どもが自分で遊びながら成長していること)を先生には見ていて欲しいんですよね」とか、子ども1人1人の行動をじっくり観察した解説をしてくださり、とても感心しました。こういう方に子どもをお願いしたいなと心から思いました。自分も余計な口を挟まずに、子どもが自分で考えてする行動を見守りながら観察することでいろいろな気づきが得られるのだと、勉強になりました。

実際に導入して、期待通りの効果は得られましたか?

期待以上の効果を感じています。「子どもは遊びながら発達する」というアネビーさんの言葉通りで、子ども達が思いっきり遊びながら、体だけでなく心もどんどん成長していくのを実際にたくさん見ることができています。


グライダー
LINK FIT 明浜(ゆめさく屋)
グライダー。
フレームのない滑り台。手足でバランスを取り、重心を調整する感覚が身につく。普通の滑り台より危険だからこそ、自ら判断する力が養われる。

アネビー様とのプロジェクトについて感想をお聞かせください。

想定していた以上の仕上がりになり、利用者さんからもとても好評ですし、実際に子ども達が安心して思いっきり遊べる場所が実現できたことに大変満足しています。
ただ単に楽しそうに見えるということだけではなく、子どもが遊びながら発達・成長できるということを大事に考えてくださったことで、様々なアピールができる遊び場になりました。これは、運営の観点から見ても嬉しいプラスポイントになりましたので、本当にアネビーさんにお願いして良かったと思います。

株式会社アネビー

今回、ゆめさく屋様に施工された室内遊具について教えてください。

今回導入したのは、子ども達が夢中になってからだを動かしながら、多様な感覚や運動能力を育める屋内アスレチックです。バランス感覚やボディ感覚を刺激する遊びの要素を取り入れることで、遊びを通して子ども達の成長の糧になる感覚を引き出せるよう設計しました。

LINK FIT 明浜(ゆめさく屋)
Linkfit(リンクフィット)明浜の遊具。
夢中で遊ぶ子ども達は、さまざまな道具に挑戦する中で、多くの感覚を学び、育てている。「バランス覚」で身体の傾きを察知し、「ボディ覚」で転ばないように足を踏ん張るなど、互いの感覚が協調・統合することで、遊びのスキルが向上していく。
     

今回のプロジェクトに関わることになった経緯と、どのような提案をされたかを教えてください。

もともと「地域の子ども達とお年寄りが安心して楽しく過ごせる場所を作りたい」という施主の想場所を作りたい」という施主の想いがあり、弊社にお問合せをいただきました。
対話の中で「遊びを通して成長することこそが子どもにとって大切な学び」という点で一致し、また遊具はただからだを動かす楽しさだけでなく、社会性、挑戦心を育むとの考えを強く共有できました。

「LINK FIT 明浜」の「世代を超えてつながる場所」というコンセプトに対し、私達は「子どもが主体的にからだを動かせる空間」をどう融合させるかを意識しました。高齢者や家族も一緒に過ごせる雰囲気を大切にしながら、子どもの挑戦や発達を促す遊具を提案しました。

設置した遊具や提案内容について、特にこだわったポイントなどはありましたか。

一番のこだわりは「遊びの多様性」です。大きな動き、細やかな動き、調整する動き、からだの使い方がわかる動きまで幅広く体験できるように設計しました。これにより、子ども達は自分の「好き」を見つけたり、新しい挑戦に自然と向かうことができます。
また、高齢者と子どもが同じ空間で過ごす施設として、安全性と居心地のバランスを重視しました。高齢者がトレーニングするスペースからは、遊具で遊ぶ子ども達が思い切り体を動かす様子が見えるような配置にしました。世代間交流が自然に生まれる距離感を工夫した点が大きなポイントです。

提案から施工までの流れの中で、印象的だったやり取りやエピソードがあれば教えてください。

「子どもからお年寄りまで、町中を元気にする場所を作りたい」という施主の言葉が印象的でした。その真剣な想いを受け、地域の方々やクラウドファンディングの支援が重なり、まさに「みんなでつくった施設」になったと感じています。
弊社は「遊びは学び」「遊び環境を遊具の力で変える」という理念を大切にしていますので、今回の遊具もまさに、挑戦する中で感覚を育て、創造性を広げる環境の一環となりました。地域資源を活かしながら、子どもの発達を支える形で実現できたことは、弊社の理念と深く重なっていると感じます。

    

今回のゆめさく屋様との共創プロジェクトについての感想をお聞かせください。

    

オープン後に訪れた際、子ども達が全力で遊び、お年寄りが笑顔で見守る光景を見て、「まさにこの場所に必要な風景が生まれている」と実感しました。遊具が地域をつなぐ架け橋になっていることを嬉しく思います。
ゆめさく屋様は「さまざまな年代の方がその人の体にあった機械を使って、健康になっていってほしい」という熱い想いを持ち、地域のために挑戦を続ける姿勢がとても印象的でした。その想いに共感し、共に新しい場を形にできたことは、私たちにとっても大きな学びと喜びです。



貴社の今後の展開、または将来の展望などをお聞かせください。

今後も「遊びを通した子どもの発達の場」をさまざまな地域に広げていきたいと考えています。遊具を提供するだけでなく、地域の課題や特性に合わせて、世代を超えてつながれる場所づくりを提案していきます。
これからも遊びを真剣に考え、数多くの経験を活かしながらご提案を続けていきます。




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