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掲載:2026年09月07日更新:2026年09月17日

漫画でわかる不燃木材―設計者の「無垢材を使いたい」に応えるBb Wood Japan「FPWOOD不燃」

結木編_漫画でわかる!不燃木材ストーリー
「地域の木を活かした、温もりのある空間にしたい。でも内装制限が——」。設計者なら一度はぶつかったことのある壁ではないでしょうか。一般的な不燃木材は厚みが出て納まりが決まらず、コストも跳ね上がる。かといって木目調シートでは、目指した空間の質感には届かない……。

そんな悩みに「漫画」で答えるユニークなカタログが公開されています。
不燃木材「FPWOOD不燃」を手がける株式会社Bb Wood Japan(東京都武蔵野市)の「漫画でわかる!不燃木材ストーリー THE不燃木材」です。設計者を主人公にした2編構成で、読み終えるころには不燃木材で何ができるのかが自然と頭に入ります。

本記事では2編の見どころと、その裏付けとなる製品の特長を紹介します。不燃木材の選択肢を探している方はもちろん、「不燃木材で、そもそも何ができるの?」という方にこそ読んでほしい内容です。

設計者が主人公。漫画カタログ「THE不燃木材」とは

建築基準法の内装制限により、特殊建築物や大規模な建築物、火気使用室などでは、室内に面する壁・天井の仕上げに、不燃・準不燃・難燃といった防火性能をもつ材料の使用が求められます。
木の質感を活かしたい空間ほど、この制約と正面からぶつかるのが実務の常。
そのジレンマを解きほぐすためにBb Wood Japanが用意したのが、この漫画カタログです。

「THE不燃木材〜FPWOODがつなぐ、次世代への空間作り〜」は、建材ナビのWEBカタログで公開中の漫画カタログです。ホテルコンペに挑む意匠設計者・結木が主人公の「結木編」と、内装制限に頭を抱える設計者・成瀬が主人公の「成瀬編」の2編構成。

どちらも「無垢材を使いたい。でも不燃材料の指定がある」という、実務でおなじみのジレンマから物語が始まります。

まずはメインの結木編から見ていきましょう。



結木編——コンペの理想と、内装制限のはざまで

舞台は『地域の木をふんだんに使った温もりのあるライフスタイルホテル』のコンペ。

しかし、内装制限のかかる壁に一般的な不燃木材を使うと厚みが出てしまい、繊細なサッシ周りの納まりが決まりません。このままでは予算もオーバー。「不燃木材を使うのは諦めて、木目調シートにするしかないのかな……?」と結木はため息をつきます。

そこへ上司が差し出したのが、1枚の板。「……薄い!」。
不燃木材なのに厚さはわずか12mm。
これなら窓枠の納まりも美しく決まり、軽いので重量が気になる天井にも使えます。

なぜこの薄さと価格が可能なのか。物語は工場見学へと進み、木材や薬剤に負担をかけない独自の「低温除湿型」乾燥システム、不燃木材専用に改良・改造した加工機、真摯にものづくりと向き合うスタッフの姿、そして製材所からの厳選素材や塗装、機械の保守までを支える協力会社との『感謝の和』——高品質と低価格を両立させる背景が描かれていきます。

後半は部材選定です。
天井には軽くて安全なタイプ、格子やルーバーはサイズ自由で塗装にも対応。そして空間のアクセントには、着色も可能でインパクトのある「リズムウッドNEO」。

最終プレゼンでは「これだけ木材を使うと、予算と安全性の両立は不可能では?」という審査員の問いに、地場産材の支給対応や独自の生産システム、木材利用の補助金活用、板の薄さによるコストダウンと、正面から答えていきます。

プレゼンの行方と、完成した空間の表情は、ぜひ本編で確かめてください。



成瀬編——「薄さ」がコストと意匠の両方を救う

続く成瀬編は、より製品解説に踏み込んだ内容です。

FPWOOD不燃は、単体で不燃12mm〜・準不燃10mm〜の認定品。作中でも【国内最薄12mm〜】のコピーとともに登場します。
「薄い」ことは製品単価だけでなく、軽さによる運搬費の低減、現場での施工手間・コストの削減にもつながり、主人公が「この『薄さ』が全体の予算まで救ってくれるのか」と気づくくだりは、コスト調整に苦労した経験のある実務者ほど頷けるはずです。

塗装済みでも不燃・準不燃認定を取得している点も見どころです。現場での塗装判断に迷わず意匠と法規を両立でき、塗装品には不燃材特有の「白華現象」を抑える効果もあります。

後半では、ホテルエントランスに"遊び心"を添える「リズムウッドNEO」(厚みや幅の異なる板でも本実の位置が統一されており施工性は抜群)、「今回の案件では、ぜひ“地元の木”を使いたい」という発注者の願いに、支給された木材へ不燃・準不燃処理を施す「基材ご支給対応」で応える地産地消の公共案件、下地材と組み合わせて準不燃となる板厚6mmタイプが活きる工期の厳しい改修現場と、シーン別の使いこなしが具体的に描かれます。



漫画の裏付けとなる「FPWOOD不燃」の製品力

建材ナビの製品ページによれば、FPWOOD不燃は国内最薄の板厚12mmでの不燃認定品、板厚6mmでの準不燃品(要下地)のほか、塗装仕様対応認定など多様な認定に対応。従来の木材加工技術を活かし、さまざまな加工形状に応えられます。

処理後の乾燥には、高温ではなく低温除湿型の乾燥システムと自然乾燥を併用。木材に余計なストレスを与えず、無垢材ならではの質感を保った仕上がりを実現しています。
浸漬方式によるローコストな提供、提携会社と連携し認定試験で用いるコーンカロリーメーターで独自に検査を行う品質管理体制など、漫画で描かれた「高品質と低価格の両立」を裏付ける仕組みが整っています。

また製品ページでは、不燃系木材特有の現象についても丁寧な情報開示がなされています。
例えば、含浸させた薬剤の吸熱作用により木材表面に結露のような水滴が生じることがあるものの、乾いた布で拭き取ればよく、製品性能の低下はないこと。
無垢材が環境に順応する過程で余剰な薬剤成分が表面に白い結晶として現れる「白華現象」は、拭き取りを繰り返すことで徐々に納まり、白華防止抑制塗料で抑える方法もあること。

発生のメカニズムから対処法までを隠さず説明する姿勢は、採用を検討する設計者にとって心強いポイントです。



まとめ——まずは漫画から読んでみてください

「不燃木材は厚い・高い・納まらない」という思い込みを、物語の力でほどいてくれる2編です。
内装制限と木質空間の両立に悩んだことのある設計者・工務店の方は、まず結木編を、続けて成瀬編を読んでみてください。

どちらも数分で読み切れるボリュームなので、クライアントとの打合せ前の予習や、社内での材料検討の共有にも使いやすいはずです。そのうえで製品ページを見れば、FPWOOD不燃の仕様が実務の解像度で立ち上がってくるはずです。







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