住宅の暑さ対策は「窓」が最重要!お悩み別おすすめ製品5選
2025年6月1日より、職場の熱中症対策が義務化されたことで、暑さ対策に対する社会の意識が大きく変化しています。企業だけでなく、一般家庭でも暑さ対策への関心が急激に高まっており、住宅の暑さ対策に関する相談や検討が飛躍的に増加しているのが現状です。
住宅の暑さ対策において、最も重要で効果的なのが「窓」への対策。夏の室内への熱流入の約7割が窓から発生するため、窓の対策こそが暑さ問題解決の鍵となります。
そこで今回は、住宅の窓の暑さ対策に効果的な5つの方法や建材をご紹介します。
家の暑さ対策が求められる背景
まずはその背景となる3つの大きな変化についてみていきましょう。
猛暑の深刻化
2025年の夏も全国的に猛暑となる予想です。過去2年の観測史上1位の記録的な猛暑には及ばないものの、気温は平年よりかなり高くなる見込み。
梅雨入り・梅雨明けも早く、夏の前半から台風の発生も多い予想で、秋にかけても厳しい残暑が続くとされています。
エネルギー価格高騰による冷房費負担の増大
電気料金が継続的に上昇し、エアコンの使用による光熱費が家計を圧迫する状況が続いています。
効果的な暑さ対策を行えば、エアコンの使用時間と設定温度を抑えられ、大幅な節電効果を期待できるでしょう。
ライフスタイル変化による在宅時間の増加
テレワークの普及や働き方の多様化で、日中家にいる時間が長くなった方は多いでしょう。
そのため家の快適さや電気代を抑える工夫への関心が、これまで以上に高まっています。
これらの背景により、暑さ対策は「あったら便利」から「なくてはならない」ものへと変化。
もはや住宅を考える上で欠かせない要素となっています。
家の暑さ対策は「窓」が最優先!
実は、夏の室内への熱流入の約7割が「窓」から発生しています。そのため、家の暑さ対策では「窓」の対策が最優先。窓の対策を行うことで、大幅な暑さ軽減効果を期待できます。対策効果がすぐに体感でき、他の暑さ対策と比較して費用対効果が高いことも大きな魅力。
今の住宅への後付け対応も可能で、冬の断熱効果も同時に向上するため、年間を通じてメリットを実感できます。
よくある窓の悩みと効果的な暑さ対策建材
悩み1:簡単な取り付けで高い断熱効果を得たい
大掛かりな工事は費用も時間もかかるし、賃貸住宅では制約も多い。でも暑さ対策はしっかりと実現したいという方は多くいらっしゃいます。
そんな方には、手軽に取り付けられて高い効果を発揮する断熱製品がおすすめです。
独特のハニカム(蜂の巣)構造により高い断熱効果を発揮。軽量で既存の窓への後付けも簡単にできます。豊富なカラーバリエーションでお部屋のインテリアにも合わせやすく、優れたコストパフォーマンスを実現。
大掛かりな工事を避けたい方や賃貸住宅にお住まいの方、段階的に暑さ対策を始めたい方、手軽に効果を実感したい方に最適です。
お悩み2:おしゃれな空間にしたいが機能性も欲しい
機能性だけを重視すると見た目が残念になりがち。逆におしゃれさを重視すると暑さ対策の効果が不十分になってしまう。どちらも妥協したくないのが本音です。
インテリアにこだわりがあるご家庭では、見た目の美しさと暑さ対策の効果を両立できる製品を求める声が多く聞かれます。
厳選された天然木の一枚板を使用したブラインド。羽根の角度調整で光の量を細かくコントロールでき、高級感のある仕上がりでお部屋のインテリア性も大幅に向上します。木材は湿度を自然にコントロールして結露を防ぎ、熱を通しにくい性質で冷房効率を高めるため、年間を通じて快適で省エネな住環境を実現。
おしゃれな住宅をお考えの方や、リビング・書斎などの主要なお部屋に設置したい方、自然素材にこだわりたい方におすすめです。
悩み3:開放感と快適性を両立したい
室内にブラインドやカーテンを設置すると圧迫感が生まれる。部屋が狭く感じる、インテリアの自由度が下がるという悩みを抱える方は少なくありません。室内をスッキリと開放的に保ちながら、しっかりとした暑さ対策も実現したい。
そんな理想を叶えるためには、室内に設備を設置しない方法が効果的です。
室内に遮熱設備がないため、窓際がスッキリして開放感が抜群。窓の外側で日射を遮るため、室内設置製品より高い遮熱効果が期待できます。リモコンによるスラットの角度調整で光や熱を自在にコントロールでき、季節や時間帯に応じて快適な室内環境を保てるのもポイント。
室内の開放感を重視したい方や、新築時・リフォーム時に検討されている方、インテリアの自由度を高めたい方に最適です。
悩み4:外からの日射熱を効果的にカットしたい
強い日差しでエアコンが効かない、西日で午後が辛い、でも風通しは確保したい。このように、日射熱の根本的な解決と快適な通風の両立に悩む方は多くいらっしゃいます。
強い日差しによる室温上昇を根本的に解決したい場合は、日射熱が室内に入る前に遮断することが重要。特に通風も大切にしたいご家庭には、両方を実現できる製品が理想的です
外からの日射熱を効果的にカットし、風通しを妨げない設計で自然の風も楽しめます。外付けブラインド同様、建物の外で日射熱をカットすることで、室内の温度上昇を抑制し、冷房コストの削減に貢献。
風通しを大切にしたいご家庭や高い暑さ対策をお求めの方、季節に応じて使い分けたい方におすすめです。
悩み5:今ある窓ガラスの遮熱効果をアップしたい
予算は限られているし、賃貸だから大きな変更はできない。でも暑さはなんとかしたい。既存の窓を活かしながら効果的な対策ができないかと悩む方は多いもの。
今ある窓ガラスの遮熱効果をアップしたい場合、既存の窓ガラスにコーティングを施す方法もあります。
窓ガラスに塗るだけの簡単施工で、透明性を保ちながら遮熱効果を実現。塗装後は窓ガラス周りの温度上昇を5〜10℃下げる効果が期待でき、大掛かりな工事が不要でコスト削減につながります。
さらに家具の日焼け防止や虫の侵入抑制効果も。予算を抑えたい方や賃貸住宅にお住まいの方、大きな窓がたくさんあるお家、手軽に効果を実感したい方に最適です。
まとめ
悩みや予算、住環境に応じて適切な製品を選択することで、効果的で快適な暑さ対策を実現できるしょう。
大学で建築を学んだ後、住宅専門のライターとして活動中。
主にWebコラムや住宅情報誌で、住宅購入やリフォームのノウハウ、マネー情報等の原稿執筆・編集をしています。
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