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掲載:2023年10月06日 更新:2024年02月06日

ここまで進化!屋外用ゴミ箱を一軒家〜マンションまで徹底解説!

新築戸建を検討中の方、集合住宅の大家さんは、家のゴミを収集日まで一時的に保管する方法を検討していますか。 屋外用のゴミ箱は進化し、住居人が安心して利用できるゴミ箱も登場しています。

本記事では屋外用のゴミ箱を設置する際に注意すべきポイントを解説します。 記事後半ではおすすめのゴミ箱の紹介もおこなうので、既に導入を検討している方にも必読していただきたい内容です。


1.一軒家・マンション共通!屋外用ゴミ箱の選び方

屋外用のゴミ箱は、デザイン性だけでなく機能性も重要です。
安心して利用ができるよう屋外用のゴミ箱を選ぶ際には、次のポイントで理想のゴミ箱を選びましょう。

容量を選ぶ

屋外用のゴミ箱を検討する際には、ゴミ箱にストックできる容量を検討してください。
容量がわからない場合は、45リットルのゴミ袋が3つ程度収納できるサイズのものを選びましょう。 集合住宅で設置を検討しているのであれば、可燃・資源・ビン・カンと分別できるよう、大きめのサイズを検討しましょう。

機能性を重視する

屋外にゴミを放置していると、虫がわいてしまったり、カラスがゴミをあさりにやってくる場合があります。 戸建、集合住宅どちらに設置する場合でも、蓋でロックできる製品を選びましょう。
戸建住宅であれば、収集場所までゴミを運ぶ必要があります。キャスター付きのゴミ箱がおすすめです。

耐久性のある材質のものを選ぶ

屋外用のゴミ箱は雨風を受けやすいため、材質をしっかり検討しておく必要があります。可能であれば、雨風に強いスチール製がおすすめです。
嫌なニオイを極力抑えたい方は、プラスチック製がおすすめです。バランスを考えながら最適な材質を選びましょう。

2.一軒家の屋外用ゴミ箱選びで注意すべきこと

戸建て住宅、集合住宅、いずれかに設置する予定のゴミ箱は「容量」・「機能」・「材質」の3つを基準に選ぶことで、理想のゴミ箱を選ぶことが可能です。
理想の製品を正しく選んだものの、設置後に後悔することがあります。
製品を購入する前に次に紹介する3つのポイントに注意をして検討してください。

生活動線を考慮して設置場所検討する

ゴミ箱を設置する場所はできるだけ目立たないような場所におくことが理想です。
何も考えずに購入すると、設置できる場所が限定され、見栄えが悪くなってしまう恐れがあります。 生活動線を意識してゴミ箱の設置場所を検討してください。

おすすめは勝手口付近への設置です。ゴミを捨てる際に、ドアを開けて投入できるよう、ドアの開閉口も意識しておくとスムーズなゴミ捨てが可能になります。

メンテナンスがしやすい場所に置く

ゴミ箱を設置する場所は、土間コンクリートの上が理想です。 汚れてしまった場合でも、水洗いでさっと簡単に掃除ができます。
芝生の上などに設置すると、掃除の手間がかかるので注意が必要です。 メンテナンスが簡単にできる場所はどこかを検討して設置をしましょう。

植栽を目隠しにする

狭小住宅では、屋外用ゴミ箱を設置しても外から目立ってしまうことが考えられます。 屋外用ゴミ箱の設置場所によって、植栽などで目隠しができないかを検討してください。
おすすめの目隠し方法は植栽の設置です。
植栽の後ろにゴミ箱を設置することで、ゴミ箱を自然な形で隠せます。 目隠しが難しい場合はスタイリッシュなデザインのゴミ箱を選びましょう。

3.集合住宅の屋外用ゴミ箱の選び方

集合住宅の屋外用ゴミ箱では、機能性だけではなく「利便性」と「清潔感」を考慮しなければなりません。
設備を選ぶ際には次に紹介するポイントを必ずチェックしてください。

セキュリティ面を強化したゴミ箱を選ぶ

最近では住居者の個人情報を守る観点から、スマートロック対応のゴミ箱も登場しています。 専用のカードをかざすとゴミ箱が開錠される構造で、安心して利用できます。
女性入居者が多い住宅では、セキュリティ性能が向上している設備を導入し、入居者へアピールしてください。

女性住居者が安心して利用できる設備を選ぶ

従来の屋外用のゴミ箱の中には、扉が重く子どもや高齢者が開けられない製品もありました。コストの安いゴミ箱には扉の重い製品もあるため注意が必要です。
開閉のしやすさを重視するのであれば、女性や高齢者でも簡単に開閉ができるスライドタイプのゴミ箱を選びましょう。

住人の数によっては物置タイプを検討する

収集場所のスペースが限られている場合はストッカータイプの設置が理想ですが、設置スペースにゆとりがある場合は物置タイプのゴミステーションがおすすめです。
物置タイプのゴミ箱は分別がしやすく、手入れも簡単です。管理人が簡単にゴミ出しをできる環境を整えましょう。

4.おすすめの屋外用ゴミ箱3選 戸建住宅編

戸建住宅におすすめのゴミ箱を紹介します。

ホームスライドダスポン【ステンレス】

ガレージや駐車場など、さまざまな場所と調和の取れるデザインの「ホームスライドダスポン」です。
夜間のゴミ入れを快適にするため、LEDライトを搭載しています。
ワンタッチ式のキーでスムーズな施錠が可能なため、楽にゴミの出し入れをおこなうことができます。 カラーバリエーションは24色、木目調のデザインもあるためどのような建物にも最適です。

ゴミの一時的な保管だけでなく、多目的ボックスとしても活用ができるため、屋外収納を検討している方におすすめです。

高耐久ゴミボックス

コンパクトかつ耐久性のあるゴミ箱が「耐久性ゴミボックス」です。
高耐食亜鉛メッキ鋼板製で、耐久性に優れています。開口も大きいため、ゴミを楽々収納できるでしょう。

グランプレステージ ジャンプ

生ゴミ以外のゴミを保管する場所を検討している方は、物置に一時的に保管する方法もおすすめです。
グランプレステージは、おしゃれなデザインの物置でさまざまなものを収納できます。 高さが110〜210センチと豊富なバリエーションから選択できるため、使用用途の幅も広がります。

5.おすすめの屋外用ゴミ箱3選 集合住宅編

屋外用ゴミ箱でおすすめのゴミ箱を紹介します。
定番商品から最新機能を備えたゴミ箱までさまざまな製品を紹介します。

インテリジェントダスポン ハイスリム

スタイリッシュなデザインが特徴の従来の製品から、セキュリティ面が強化されたモデルです。
スマートロック機能搭載で専用のカードキーでゴミ箱を解錠し、プライバシーを守ります。ゴミを収納した後は、自動でドアが閉まるため安心して利用も可能です。

万が一お子さんがゴミ箱の中に閉じ込められても、中からもボタン1つで開けることができるので、安心して利用できます。

ダストピットシリーズ

設置型から可動型までさまざまなラインナップが揃う「ダストピット」です。
スチール製のためサビがつきにくく、スタイリッシュなデザインが特徴です。 コンパクトな場所でも設置できるスリムタイプのものもあるので、アパートからマンションまでさまざまな集合住宅で活躍できます。

ダストボックス

物置タイプのゴミステーションを検討している方におすすめの製品が、ダストボックスです。
換気機能を搭載し、庫内の空気を循環させられます。 さらに雨水が入りにくいフードや雨といをオプションで設置できるので、屋根のない場所に設置しても安心です。
設置する際には土間コンクリートの基礎工事が必要なので、設計段階から設置場所を検討することをおすすめします。

まとめ

屋外用ゴミ箱について解説しました。 戸建住宅、集合住宅どちらもデザイン性の高いゴミ箱が多く登場しています。
使用用途にピッタリ合う製品を選び、快適な住環境を整えてください。





著者(山口 晃平)プロフィール

本職は、エンタメクリエイター。
知人のエクステリア界隈の記事執筆を機に、エクステリア界隈に興味を持つ。
現在は、エクステリア系専門誌の記者としても活動中。
展示会が好きです。







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