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掲載:2022年09月08日 更新:2022年09月08日

ブラインドで窓まわりをおしゃれに!ブラインドの種類&おすすめ商品

強い日差しや視線を遮るだけでなく、ほどよく光や風を取り込むこともできるブラインド。オフィスのようなイメージがあるかもしれませんが、最近はおしゃれな住居でも人気の高いアイテムです。

今回は窓まわりをおしゃれに演出できる、ブラインドの種類やおすすめ商品をご紹介します。



横型ブラインド(ベネシャンブラインド)のおすすめ商品

最もポピュラーなのが「横型ブラインド」。羽根(スラット)が水平方向に並んでいて、上下に開閉するタイプです。

太陽の高さに合わせて羽根の角度を調整することで、高い位置から差し込む日差しも、低い位置から差し込む日差しも遮ることができます。
また同じ要領で角度を変えて、マンションの高層階からの視線を遮ったり、下の道路からの視線を遮ったりすることも可能です。

横型ブラインドは、アルミ・木製・竹・樹脂など、素材が豊富なのも魅力のひとつ。アルミなど耐水性のある素材なら、浴室やキッチンなど水回りでも使えるでしょう。

デメリットは、掃き出し窓に設置すると、外への出入りがしにくくなること。ブラインドを大きく開けないと人が通れないため「洗濯物を干すのに1日1回は出入りする窓」のように、頻繁に人が出入りする窓には不向きです。

おすすめ横型ブラインド①|NORMAN® アルミブラインド


アルミ製ブラインドの魅力は、スラットが軽く開閉しやすいこと。
無骨でオフィスなどに使われるイメージが強いかもしれませんが、こちらの「NORMAN®アルミブラインド」はポップな原色からスタイリッシュなモノトーンまで26種のカラーバリエーションがあり、インテリアに合わせたデザインを選べます。

耐水性も高いので、水がかかるバスルームの窓にも使えます。

おすすめ横型ブラインド②|NORMAN® ウエスタンレッドシダーブラインド


高級感があってリビングなどにもよく使われる木製ブラインド。
アルミやファブリックよりホコリを寄せ付けにくいため、掃除が苦手な方や、アレルギーが気になる方にもおすすめです。

ノーマン社のウエスタンレッドシダーブラインドはミリ単位でオーダーメイドできるので、リビングの掃き出し窓から洗面所の腰高窓まで、さまざまな窓に合わせて設置できます。
ブラインド下部が家具などに干渉してしまうときには、角をカットすることもできる商品です。      

おすすめ横型ブラインド③|ブラインド網戸


「風でカーテンやブラインドがあおられる音が気になる!」という方におすすめなのがこちらのブラインド網戸。光や視線を遮るブラインドと、防虫の網戸が一体となった商品です。

スラットを動かすことで採光・通風・目隠しを自由にコントロールできて、ブラインドが風にあおられる心配がありません。



縦型ブラインド(バーチカルブラインド)のおすすめ商品

バーチカルとは「垂直の」という意味。細長い短冊のような羽根(ルーバー)を、垂直に吊り下げたブラインドです。上から差し込む日差しを遮るよりも、西日など横からの眩しさを軽減するのに向いています。
縦型ブラインドはカーテンのように左右に開閉するので、出入りの多い掃き出し窓におすすめ。縦のシルエットで、ストライプ柄のように天井の高さが強調されます。また横型ブラインドに比べてホコリがたまりにくい形状なのもメリットです。

デメリットとしては各ルーバーが独立しているので、風にあおられてパタパタ音がしやすい点。また横型ブラインドのように高い位置に上げられないため、小さなお子様やペットの遊び道具になってしまうこともあるかもしれません。

素材は綿・麻・シルク風などのファブリックが主流で、やさしい質感が楽しめます。基本は拭き掃除ですが、ルーバーを取り外して洗濯機で丸洗いできる商品もあって便利です。

おすすめ縦型ブラインド①|ラインドレープ


こちらは最大幅4m・高さ4mの大きな窓まで対応できる縦型ブラインド。
「左右どちらか一方から開ける・両側から開ける・中央から開ける」の3つの開け方が選べるので、外への出入りが頻繁なリビング等の掃き出し窓にもおすすめです。

室温上昇しにくい「遮熱スラット」や、外からの視線を気にせず眺望が楽しめる「ミラーレース」など、用途に合わせてさまざまな機能を選べるのも魅力です。

おすすめ縦型ブラインド②|アルペジオ


ニチベイ「アルペジオ」には、さまざまなスタイルのバーチカルブラインドがラインナップされています。

今回注目したいのは、不透明生地とシースルー生地をL型に組み合わせた「バックレーススタイル」。不透明生地を全閉にしてしっかりと光を遮ったり、不透明生地で光を遮りつつシースルー生地で眺望を確保したりと、さまざまな使い方ができます。      

おすすめ縦型ブラインド③|ティンバーバーチカルブラインド


ファブリックのバーチカルブラインドとは雰囲気の異なる、木製のバーチカルブラインドです。「ウエスタンレッドシダー」と「桐」の2種類から選べるだけでなく、19色と豊富なカラーバリエーションがあります。

一口に木製といっても、黄みがかったブラウンと赤みがかったブラウン、ダークブラウンとライトブラウンなど、細かい色味によって雰囲気は違うもの。床面や家具の色に合わせて、最適なカラーをお選びください。



ロールスクリーン(ロールカーテン)のおすすめ商品

ブラインドよりシンプルな窓まわりにしたいなら、ロールスクリーンもおすすめです。上部にローラーがあって、生地を巻き取って上下に開閉します。

一枚布なので、閉めたときにブラインドよりもフラットに。ブラインドより比較的リーズナブルで、窓の上にコンパクトに設置できるのも魅力です。
また開閉が比較的簡単なので、お子様のいるご家庭や、頻繁に開閉する場所にもおすすめです。

デメリットとしては、ブラインドのようなスラットでの調光ができないこと。「閉める・開ける・半分開ける」などで光の入り方を少し調整できますが、「光は遮りつつ、風は通す」などの使い方をしたい方には不向きです。

おすすめロールスクリーン①|ソフィー


ニチベイのロールスクリーン「ソフィー」は、色柄や生地のラインナップが豊富!
リビングにはトレンド感があって落ち着いたカラー、子供部屋にはポップな柄、和室にはすだれ調など、きっとインテリアに合うデザインが見つかるはずです。

また強い日差しをカットする「遮熱生地」や、水回り向けの「撥水生地」、お子様の手が届かない「スマートコード式」など選べる機能も充実しています。

おすすめロールスクリーン②|ソヨカ


こちらの「ソヨカ」は、屋外側に取り付けるロールスクリーンです。開閉時に窓を開ける手間はかかりますが、室内側のロールスクリーンよりも効率よく夏の日差しをカットできます。

「ソヨカ」は日射熱を86%カットできて、複層ガラス単独に比べて大幅に省エネ効果がアップ。スクリーン7色・部品2色から選べて、最大高さ3mまでのサイズに対応できます。



ハニカムスクリーンのおすすめ商品

ハニカムとは「蜂の巣構造」のこと。スクリーンを横から見ると六角形が並んだような構造になっており、空気層によって高い断熱性を発揮します。
冬に窓の近くに行くとヒヤッとした冷えを感じることばないでしょうか?冷暖房効率を高めるためには、窓の断熱性がとても大切です。

しかし、マンションでは管理規約の制約があって、窓サッシやガラスの交換ができないケースも多いでしょう。そんなときには断熱性の高いハニカムスクリーンを設置することで、手軽に窓からの冷えや暑さを軽減できます。

おすすめハニカムスクリーン①|ハニカムaSsu


ハニカムaSsuは、ハニカム構造の空気層を持ったブラインドです。冬は窓辺の冷たさを軽減し、夏は日射熱を遮ります。サイズや生地カラーなどオーダーして、インテリアや窓枠サイズにぴったり合わせて設置できるのが魅力。

寒さが気になるお部屋には断熱性が高いタイプ、寝室には光を遮るタイプ、キッチンには防炎タイプと、用途に合わせて選ぶこともできます。

まとめ

アルミブラインド

今回は横型ブラインド・縦型ブラインド・ロールスクリーン・ハニカムスクリーンの特徴とおすすめ商品をご紹介しました。

窓まわりの商品を選ぶときは、その部屋での過ごし方を具体的にイメージするのがポイントです。
「その窓から人が出入りするのか?1日に何回くらい開閉するのか?お子様やペットはいるのか?」などの条件によって、適したブラインドの種類や操作方法は変わってきます。
インテリアイメージを大きく左右するアイテムでもあるので、理想のインテリアに合う素材やカラー選びも大切です。

建材ナビの「ブラインド・木製ブラインド」ページでは、さまざまな商品をご紹介しています。窓まわりのアイテム選びにお役立てください。



著者(村田 日菜子)プロフィール

住宅専門ライター







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