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掲載:2019年08月22日更新:2019年08月22日

カウンター・シンクの種類と選び方

使う人の好みや家族構成などによって、最適なキッチンのスタイルが決まったら、実際に食事の調理や洗い物に使用するカウンター・シンクのタイプにはどんな種類があるのか、またどれを選ぶとよいのかを考えてみましょう。

食をつくる場所として毎日使うカウンター・シンクには、実用面での使い勝手の良さはもちろん、デザインや材質にもこだわりたいものです。
キッチン

■基本的な3種類のカウンター・シンク

1)ステンレス製

表面加工を施したステンレス製のカウンターシンクは、水あかが付着した部分がよく見えるので、汚れを落とすことでいつもに清潔に美しく保つことができます。
ただし、研磨剤の入ったクレンザーや金属タワシなどは表面の加工を傷つけるので避けましょう。

またステンレスは加工が限られているため、デザインのバリエーションは多くはないですが、ほかの材質に比べると値段は比較的安価であるという利点があります。

●ステンレス製のメリット
*耐熱性が高く、汚れ落ちが良い。
*ステンレスには弾力性があるため、食器などをシンクに落としても割れにくい。
 反面、重量のあるものを落とすとへこむ場合がある。
*ホルムアルデヒドなどの有害物質を放出しないので、安全性が高い。

キッチン

2)タイル・ホーロー製

●タイル(カウンター)
タイル製のカウンターは、色・柄・デザインなどが豊富で、自分好みの個性的なキッチンをつくりやすく、クールで清潔感のあるタイルカウンターは、インテリアの素敵なアクセントにもなります。汚れも落ちやすく、耐熱性や防水性にも優れています。

●ホーロー(シンク)
ホーローは鉄の表面にガラス加工が施されているため、丈夫で汚れも落ちやすいです。クラシックな清潔感が空間をおしゃれに演出します。
ただ、硬質の衝撃により傷がついてガラス加工部分が欠けると黒い鉄の部分が露出し、そこからさびが発生することがあります。さびが出る前にホーロー専用の補修材などで修理しておくとよいでしょう。

ホーロー

3)人工大理石

人工大理石は加工がしやすく、曲線などの自由なフォルムのデザインが可能です。
カラフルできれいな発色を楽しむことができ、選択の幅が広がります。
傷がついても自分で補修ができる研磨可能なタイプも出ていますが、多少価格は高くなります。

また人工大理石は固い素材であり、衝撃に強く、重いものを落としても凹みができたり、ヒビが入ったりしないという利点があります。その反面、食器などを落とした時には割れやすいため注意が必要です。

ステンレスに比べ、耐熱温度が360℃と多少熱に弱いため、熱い鍋を長時間置くときは鍋敷きを使うなどの配慮が必要となります。

大理石







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