ウッドデッキを長持ちさせる材料
ウッドデッキは材質によって価格が大きく異なる場合があるのですが、何十年と長く使うものですからできるだけ長持ちさせられる材質を選ぶ方が多く見られます。
ウッドデッキの材質について
ウッドデッキの材質を大きく二つに分けると天然木と樹脂木に分けられるのですが、
ウッドデッキを作るなら天然木を選ばれる方の割合が多いのです。
そしてその天然木もハードウッドとソフトウッドの二種類に分けられ、
大半の方がハードウッド素材のウッドデッキを選ばれるのです。
ハードウッドウリンやイペなど南米やインドネシアなど外国の堅い木を、
ソフトウッドはマツやヒノキなどの柔らかい木を使用しています。
ソフトウッドとはその名称の通り木自体が柔らかいのが特徴であり、
価格も安めで木のぬくもりが感じられるのですが耐久性が非常に弱いのが難点です。
一方でハードウッド素材は木自体の密度が高くずっしりとして重く価格も高めですが、
耐久性に優れているため外に置いておくウッドデッキを長持ちさせる材料だと言えます。
ウッドデッキを長持ちさせる材料は?
ウッドデッキを長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが必要だと思われている方もいらっしゃるでしょう。
木は水や紫外線の影響を強く受けて腐食しやすくなってしまうため、
ウッドデッキに塗装をして長持ちさせる工夫を行っているのです。
ところがソフトウッドの場合は、しっかりと塗装を行っていても腐食や劣化がすすみ、
たったの数年程度でウッドデッキがダメになってしまうことがあります。
その点ハードウッドの材質を選べばそのような面倒なメンテナンス作業も必要ありません。
購入して一度もメンテナンスをしないでも高い耐久性を保つことも可能なのです。
中でもウリンは最も耐久性に優れていて、諸外国で高く評価されている木材です。
日本でも近年注目を集めています。
ただし場所によっては汚れが落ちにくくなってしまうので、酷く濡れるような場所では、
イペなど別の材料を使用した方がいいと思います。
ハードウッドのウッドデッキを購入する場合、初期費用が高くなってしまいますが、
メンテナンスが必要ないことや耐久性に優れており何十年と使用できることを考えると、
決してその費用は高くないことがお分かり頂けると思います。