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掲載:2019年12月11日 更新:2022年07月13日

ウッドデッキはDIY可能だからオシャレに自作!必要な材料、道具、作り方

関連ページ:サイプレス ウッドデッキ

一般的なリフォーム・リノベーションとは違い、ウッドデッキは材料や道具さえ揃えれば、自分の手で作り上げることができます。とはいえ、ウッドデッキのDIYも、少しハードルが高いように思われるかもしれません。

この記事では
・ウッドデッキのDIYに必要な材料や道具
・ウッドデッキの作り方の基本的な手順
・ウッドデッキをさらに魅力的にするアイデア
についてご紹介します。

1.ウッドデッキのDIYに必要な材料と道具

ウッドデッキのDIYは、まず材料と道具を揃えるところから始めましょう。

材料

ウッドデッキの下地材を垂直に支える部分で、ウッドデッキの荷重はほとんどすべてこの束にかかるので、とても重要な部材です。
鋼製やアルミニウム制の部品で、ジャッキアップ式に伸縮させながら水平を調整して使います。
下地材
束の上には長手方向に並行して根太を配置します。 デッキの高さが300mmを超える場合には、さらに大引きを配置します。 根太のみで下地を組む方法を「根太シングル工法」、根太と大引きを組み合わせる方法を「根太クロス工法」と呼びます。
デッキ材・幕板
仕上げ材になる重要な部分で、デッキ材はウッドデッキの床部分、幕板はデッキ材を囲む枠のような部分になります。 デッキと幕板は役割の異なる部分ですが、どちらもデザイン上重要な部分ですので、同じ種類の材料か、デザイン上相性の良い材料を選ぶようにしましょう。


材料は「ウッドデッキ用」のものを選んだ方が良い理由

ホームセンターに行けば「SPF材」と呼ばれる格安の木材が売られていています。
手に入りやすく安価なSPF材でウッドデッキを作れば総工費を節約することもできますが、SPF材は ・経年劣化で割れたり歪んだりしやすい ・防腐・防虫処理がされていないためすぐに劣化してしまう ・施工時だけでなく、施工後も短いスパンで定期的に防腐や保護用の塗装をしなければならず、メンテナンスに余計な手間がかかるというデメリットがあります。
不便な上に外観も見劣りしてしまうので、せっかくウッドデッキを自作するのであれば、ウッドデッキ用として売られている天然木材や樹脂木を使用する方が良いでしょう。

道具

ウッドデッキをDIYするためには、下記のような道具を用意しておく必要があります。
電動工具
・丸ノコ
電動式の回転ノコギリです。 部材を切りそろえるのに使いますが、ウッドデッキキットをそのまま使用する場合には必要ありません。 また、丸ノコが無ければ手鋸でも作業可能です。

・インパクトドライバー
金具を留めたり、ビス打ちを行ったりする際に使用します。 普通の「電動ドライバー」ではなく、打ち込む際に打撃を加えるインパクトドライバーでなければなりません。 バッテリー式の電動工具を揃える場合、メーカーやバッテリーの電圧を揃えれば、バッテリーを複数の電動工具で併用できるようになります。
手道具
・手鋸
・水平器
・差し金
・スケール(メジャー)
・モンキーレンチ
・プラスドライバー


2.ウッドデッキの作り方の基本的な手順

1.束を設置する

地面のコンクリートに束を配置します。
根太を配置する際のピッチは長手方向(根太を置く方向)に1200mm以内、短手方向(根太の間隔になる方向)に500mm以内になるように等間隔で配置します。
根太を仮置きしながら、正確な根太の位置を決め、束をコンクリートビスで固定します。

2.根太を束に固定する

根太が水平になるように水平器でチェックしながら束の高さを調整し、高さが決まれば束に根太を固定します。

3.根太と直交するように大引きを設置する

デッキの床面が地面から300mm以上になる場合は、根太と直交するように大引きを設置し、固定します。

4.デッキ材・幕板を固定する

根太(または大引き)の上に直交するようにデッキ材を配置します。
デッキ材を固定し終えたら、デッキ材の木口(こぐち)が隠れるように幕板を配置し、ビス留めします。

3.「建材ナビ」で探せるウッドデッキキット

建材ナビサイト内では下記のようなウッドデッキキットを取り扱っています。

ハンディウッド NEWデッキパック / ハンディテクノ株式会社

「ハンディウッド NEWデッキパック」は人工再生木を採用したナチュラルさが特徴で、欄干(らんかん)部分までパックに含まれています。
ビスの使用を極力抑え、現場でカットする必要もなくしているため、一人で、1日で組み立てられる施工性の高さが売りのデッキパックです。

ガーデンデッキ【ハイブリッド彩木】 / MINO株式会社

「ハイブリッド彩木」はウレタン樹脂性でありながら、天然木のような温もりを感じる質感で、天然木のように直射日光下でも温度が上がりにくいため、ウッドデッキには最適な素材です。 耐候性にも優れており、紫外線や風雨に年中さらされてもメンテナンスに手間がかかりません。

プラスッド ソライエデッキ / フクビ化学工業株式会社

フクビ化学工業の「プラスッド」は、約200ミクロンまで細かく砕かれた木粉をスチレン系樹脂が包み込んだ構造になっています。 この構造により、木の自然な風合いがありながらも、紫外線による退色が少なく、防蟻性・防腐性にも優れています。
「プラスッド ソライエデッキ」では、オプションでフェンスやステップも追加することが可能です。

4.“+α”でウッドデッキをさらに魅力的に

ウッドデッキを設置するだけで住空間は開放的になり、自宅での楽しみ方も広がりますが、さらに工夫すれば、ウッドデッキはよりオリジナリティーのある魅力的な空間になります。

カフェのテラスに最適なオーニングを設置する

オーニングとは巻き取り式の布製の日除けです。
八百屋や魚屋の店先や、カフェのテラス席などに設置されているのを見たことがあるかもしれません。
ウッドデッキに屋根をつけるのはかなり高度な技術が求められるためDIYでは難しいかもしれませんが、オーニングの設置は比較的簡単で、必要な時だけオーニングを張り出し、不要な際には巻き上げていれば良いので、天候や季節に合わせて、ウッドデッキを使用する際の日差しや景観をコントロールできます。

目地にLEDを設置する

ウッドデッキの目地にLEDを配置することもできます。 夜間にウッドデッキを使用する際、足元にささやかなLED照明があれば、夜のウッドデッキの雰囲気は屋外ラウンジのような、洗練されていて都会的なものになります。

目隠しにルーバーを設置する

ウッドデッキから、前面道路や隣家の目線が気になるという場合は、目隠しを設置しましょう。 しかし、単に壁を作るよりもルーバーなどを設置する方が施工は簡単で、ウッドデッキの開放感が損なわれずにすみます。

5.まとめ

ウッドデッキがあるだけで、日々の生活の楽しみは大きく広がりますが、ウッドデッキを自分で設計したり組み立てたりすれば、ウッドデッキはより一層特別な空間になります。
また、家族で組み立てれば素敵な団らんの機会になり、将来もずっと残る良い思い出を作ることもできるでしょう。

ぜひ、ウッドデッキのDIYにトライしてみましょう。



著者(澤田 秀幸)プロフィール

CAD利用技術者1級、CADアドミニストレーター
住宅メーカの下請けとして木造大工作業を担当。
注文家具の製造と設置。製図補助を担当。
国内最大手インテリアメーカーの店舗で接客・販売を担当。







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