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掲載:2026年10月05日更新:2026年10月05日

施工時の騒音・振動・粉じんに配慮する外壁修繕工法とは?(Jfp株式会社)

外壁は、日光や雨風などの環境ストレスにより、建物の中でも劣化や損傷を受けやすい部分です。小さな損傷を見過ごして放置し続けると、建物の大きなダメージにつながりかねません。
本記事では、タイルやモルタルなどに浮きが生じた場合の補修方法に焦点をあて、騒音や振動を抑え、施工技術にもこだわったJfp工法について、その特徴や施工メリットをまとめました。

外壁の定期検査と補修が重要な理由

建物の外壁は、常に日光や雨風にさらされるため、建物の中でもダメージを受けやすい部分です。
環境ストレスや経年劣化により、外壁の表面に収縮が生じることがあります。初めは小さな損傷でも、そのまま放置し続けると、さらに大きな損傷へと進行する可能性があります。雨水などが損傷部分から壁の内部にまで浸透し、鉄筋やコンクリートなど、構造上重要な部分まで腐食・劣化する恐れもあります。タイル張りやモルタル仕上げの外壁では、仕上げ材の剥がれや割れが進行すると、建物下を通過する歩行者や車などに落下するなど、重大事故にもつながりかねません。

このような剥落や深刻な劣化を防止するためには、専門家による定期的な建物検査を行い、早期発見と適切な補修に努めることが大切です。 また、建築基準法第12条では、特定建築物の所有者または管理者に、有資格者による定期的な建物の損傷・腐食・その他の劣化の状況の点検の実施と、特定行政庁へ報告する義務が定められています。点検項目には外壁も含まれており、手の届く範囲の打診とその他の部分の目視による調査を6ヶ月から3年以内ごとに、歩行者に危害を加える恐れのある部分について、全面打診調査または無人航空機(ドローン)による赤外線調査を10年ごとに行う必要があります。

補修時に生じる騒音・振動・粉じんという課題

施工時の騒音・振動・粉じんに配慮する外壁修繕工法とは?|Jfp工法(Jfp株式会社)
本記事では、外壁の仕上げ材に浮きが生じた場合の補修方法について見ていきましょう。
タイルの場合には、既存のタイルとモルタルを撤去し、張り替える方法があります。撤去時には、電動ハンマーなどではつる必要があり、大きな振動や騒音が伴います。新築当時と同じタイルが市場に残っているとは限らないため、補修箇所だけ色味が違ってしまうこともありえます。一方で、ピンやアンカーを挿入して樹脂で固定するアンカーピンニング工法には、さまざまな種類があります。

一般的に、挿入部に穴を開ける際にはドリルを使用します。乾式と湿式があり、乾式の場合には粉じんが発生するため注意が必要です。挿入部材には、ピンタイプとアンカータイプがあり、打ち込む際にハンマーで叩き入れるアンカータイプの場合には、既存の仕上げ材に新たなクラックが入る可能性もあります。ピンタイプを使用する場合でも、孔内に空気だまりや粉じんが残っていると固定力が弱まるなど、課題が残っています。

外壁補修工事は、建物の外部で行う作業であるため、施工中に発生する音が近隣に響きやすくなります。振動や音が建物内部にまで伝わり、建物利用者にとっても大きな負担になりかねません。また、除去作業時や穿孔時には粉じんが発生しやすいため、事前に、工事中窓の開放制限や、住居であれば洗濯物の外干し制限をお願いしなければいけません。

外壁の浮きを補修する「Jfp工法」とは

Jfp株式会社が提案するJfp(ジャストフィットピン)工法は、外壁タイルやモルタルの浮きを補修するために開発された、アンカーピンニングエポキシ樹脂注入工法の一種です。
2018年に同社は、従来の補修工法で抱えていた騒音や振動、粉じんなどの課題を解決するため、施工で使用するドリルや注入機の見直しを始めました。その後、Jfp工法を確立し、2019年から全国展開を開始。同社が技術指導・研修を行い、認定した代理店による責任施工により、安定した施工品質を提供しています。同社がこだわり抜いた専用工具を使用し、精密な施工を行うことで、建物の利用者や近隣の住民にかかる負担を軽減することが可能になりました。
Jfp工法では、既存のタイルや外壁材を剥離せずに補修できるため、建物の美観を極力損なうことなく補修することができます。タイルやモルタルのほか、石張り、擬石張り、塗装仕上げにおいても浮き補修が可能です。

Jfp工法の特徴

施工時の騒音・振動・粉じんに配慮する外壁修繕工法とは?|Jfp工法(Jfp株式会社)

Jfp工法では、同社が独自開発したジャストフィットピンを挿入して固定します。ステンレス製のピンの表面には多数の凹凸があり、エポキシ樹脂との接着力を高めます。

①低振動・低騒音の特殊湿式ドリルを使用

まず、専用の湿式ドリルで補修箇所に孔を開けます。低振動・低騒音で行えるだけでなく、アルカリ水で洗浄しながら進めるため、無粉じんでの施工が可能です。穿孔後は、エアーで孔内の水分を吹き飛ばし、エポキシ樹脂の硬化不良を防ぎます。

②面取り加工の一手間で、施工箇所を目立たせない

続いて、ジャストフィットピンの頭部形状に合わせ、タイルなど仕上げ材の表面に面取り加工を行います。この工程を行うことで、ピンと外壁の密着力を高めるだけでなく、仕上げ面をフラットな状態に施工でき、施工箇所を目立たないようにすることができます。

③エポキシ樹種を効率よく注入

孔の最深部から樹種を挿入することで、効率よく充填し、孔内の空気だまりの発生を抑制します。Jfp工法で使用する工具は、建物に応じて注入圧を設定できるため、健全な部分の共浮き防止が可能です。

④専用ピンで浮きをしっかり固定

最後にジャストフィットピンを挿入し固定します。ジャストフィットピンの頭部は、外壁タイルに合った塗装を施すことができるため、施工箇所が目立ちにくくなります。

Jfp工法の5つのメリット

  

①騒音・振動を抑えて周辺への負担を軽減

独自開発したドリルにより、穿孔時の騒音・振動を極力抑えることが可能です。建物利用者や近隣住民のストレスを軽減できるだけでなく、管理者にとっても工事期間中のクレームが発生しにくくなり、負担を抑えられます。

②粉じんの発生を抑制

エアーミスト状のアルカリ水で孔内を洗浄しながら穿孔し、付属のバキュームで吸引まで行います。従来、ドリル使用時に発生していた粉じんを防止することができます。

③高い接着性で浮きを補修

ピンの表面に施した凹凸部が接着力を高めます。ピン頭部と穿孔部の形状を合わせる施工技術により、ピンの支持強度を最大限に高めることができます。

④既存の意匠を生かし、補修跡を目立たせない

ピンの頭部に、外壁に合わせた塗装を施します。さらに外壁表面をフラットになるよう施工し、補修箇所を目立たせません。

⑤既存仕上げ材を撤去せず、廃棄物を削減

Jfp工法は、元の外壁仕上げ材を残したまま補修することができます。そのため、既存仕上げ材の廃棄費用を大幅に削減することができます。

全国で施工対応を受付中

Jfp株式会社では、建物のオーナーから設計事務所や施工会社まで、幅広く施工に関する相談を受けつけています。相談者は、建物の所在地や状況、依頼内容を伝えることで、施工代理店を紹介してもらうことができます。
施工拠点は、現在31カ所(2026年8月時点)に及ぶため、北海道から沖縄まで全国で対応が可能。同社はさらに、東京・大阪・福岡を中心に100社規模のネットワーク構築を進めています。施工にかかる時間や費用は、補修箇所や範囲、外壁仕様、現場状況によって異なるため、まずは同社に問い合わせることがおすすめです。



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