【アコヤグレー施工例】無垢木材が、都市建築のファサードを変える
「THE GRANDUO FUTAKOTAMAGAWA」に見る、アコヤグレー材の新たな可能性
2026年2月、東京都世田谷区に完成した高級賃貸レジデンス「THE GRANDUO FUTAKOTAMAGAWA」。緑豊かな国分寺崖線に隣接するこの建物では、当社が取り扱う「アコヤグレー材(Accoya Grey)」が、正面ファサードを構成する木製ルーバーに採用されています。地上5階建て、鉄筋コンクリート造。その一面を、多数の無垢木材のルーバーが覆います。

案件: THE GRANDUO FUTAKOTAMAGAWA
事業主:(株)フェイスネットワーク
設計: HAN環境・建築設計事務所
撮影: イメージグラム 渡辺良太郎
< 無垢木材で、大きな立面をつくる >
無垢木材を、この規模の建物のファサードに反復して使うことは、決して容易ではありません。細長いルーバーを多数並べる意匠では、一つひとつの部材のわずかな反りやねじれ、膨張や収縮が、部材間の間隔や光と影のリズムに影響します。というのも、木材の動きこそが、立面全体の見え方を左右するからです。
アコヤは、木材の組織をアセチル化することで、高い耐久性と寸法安定性を実現した素材です。この安定性があるからこそ、無垢木材を細いルーバーへ加工し、同じ断面・同じ間隔で連続させるという、精度の高いファサードデザインが可能になります。
< 木の色を見せるのではなく、木によって風景をつくる >
アコヤグレー材は、アコヤの表面だけを塗装したものではありません。木材の内部までグレーに染色した材料です。「THE GRANDUO FUTAKOTAMAGAWA」では、モルダー加工されたアコヤグレー材が、無塗装のまま用いられています。
木材をグレーにすると、鉄筋コンクリート、金属、影、そして周囲の緑と、穏やかな調和を演出できます。木材そのものを強く主張するのではなく、木材によって建物を風景のなかに馴染ませること。それが、このファサードの大きな特徴です。
< 新築時だけでなく、時間の経過を設計する >
一般的な無塗装木材は、屋外で日光や雨にさらされるうちに、徐々に灰色へと変化します。その速さは環境によって異なるうえ、変化は一様ではありません。風雨のあたる面はグレーに変わりますが、軒下など雨のかからない部分は変化しにくく、ウッドデッキや羽目板張りの外壁では、部位ごとに色ムラが生じます。
一方、アコヤグレー材は、施工時から落ち着いたグレーを備えています。その色を塗膜で維持するのではなく、無塗装のまま、木材自身が屋外環境のなかで経年変化していきます。もともとグレーであるため、風雨のあたる箇所と守られた箇所とで生じる色の差も抑えられます。こうしてアコヤグレー材は、時間の経過を建築の一部として設計する可能性を広げます。


「THE GRANDUO FUTAKOTAMAGAWA」は、ZEH-M Ready認定と、CASBEE最高位のSランクを取得した共同住宅です。その設計は、自然と共生するパッシブデザイン、外皮性能の向上、地域の植生を活かした緑化などを通じて、建物が時間とともに成熟し、街並みの価値を高めていくことを目指しています。
金属やコンクリート、樹脂などが選ばれることの多かった大規模なファサード。アコヤグレー材は、そこに無垢木材という新たな選択肢を加えます。天然素材ならではの不均一さを残しながら、建築に求められる反復性と精度を実現する材料です。
~建材ナビでは、多数の製品を掲載中です~
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出典:池上産業株式会社
建材ナビ・スタッフからのコメント 周囲の景観と調和しながら、経年による美しさや耐久性を大切にしたい建築に、アコヤグレーがおすすめです! 塗装に頼らず美しいグレートーンを維持し、木の質感と高い耐久性を両立します。時を重ねるほど建物の魅力を育む、そんな建築に最適な素材です。

案件: THE GRANDUO FUTAKOTAMAGAWA
事業主:(株)フェイスネットワーク
設計: HAN環境・建築設計事務所
撮影: イメージグラム 渡辺良太郎
< 無垢木材で、大きな立面をつくる >
無垢木材を、この規模の建物のファサードに反復して使うことは、決して容易ではありません。細長いルーバーを多数並べる意匠では、一つひとつの部材のわずかな反りやねじれ、膨張や収縮が、部材間の間隔や光と影のリズムに影響します。というのも、木材の動きこそが、立面全体の見え方を左右するからです。
アコヤは、木材の組織をアセチル化することで、高い耐久性と寸法安定性を実現した素材です。この安定性があるからこそ、無垢木材を細いルーバーへ加工し、同じ断面・同じ間隔で連続させるという、精度の高いファサードデザインが可能になります。
< 木の色を見せるのではなく、木によって風景をつくる >
アコヤグレー材は、アコヤの表面だけを塗装したものではありません。木材の内部までグレーに染色した材料です。「THE GRANDUO FUTAKOTAMAGAWA」では、モルダー加工されたアコヤグレー材が、無塗装のまま用いられています。
木材をグレーにすると、鉄筋コンクリート、金属、影、そして周囲の緑と、穏やかな調和を演出できます。木材そのものを強く主張するのではなく、木材によって建物を風景のなかに馴染ませること。それが、このファサードの大きな特徴です。
< 新築時だけでなく、時間の経過を設計する >
一般的な無塗装木材は、屋外で日光や雨にさらされるうちに、徐々に灰色へと変化します。その速さは環境によって異なるうえ、変化は一様ではありません。風雨のあたる面はグレーに変わりますが、軒下など雨のかからない部分は変化しにくく、ウッドデッキや羽目板張りの外壁では、部位ごとに色ムラが生じます。
一方、アコヤグレー材は、施工時から落ち着いたグレーを備えています。その色を塗膜で維持するのではなく、無塗装のまま、木材自身が屋外環境のなかで経年変化していきます。もともとグレーであるため、風雨のあたる箇所と守られた箇所とで生じる色の差も抑えられます。こうしてアコヤグレー材は、時間の経過を建築の一部として設計する可能性を広げます。


「THE GRANDUO FUTAKOTAMAGAWA」は、ZEH-M Ready認定と、CASBEE最高位のSランクを取得した共同住宅です。その設計は、自然と共生するパッシブデザイン、外皮性能の向上、地域の植生を活かした緑化などを通じて、建物が時間とともに成熟し、街並みの価値を高めていくことを目指しています。
金属やコンクリート、樹脂などが選ばれることの多かった大規模なファサード。アコヤグレー材は、そこに無垢木材という新たな選択肢を加えます。天然素材ならではの不均一さを残しながら、建築に求められる反復性と精度を実現する材料です。
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出典:池上産業株式会社
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