屋外木材用の表面処理剤「CerPlus® P105」

色を足さずに、木の表情を長く保つ木材表面処理剤

CerPlus® P105は、顔料を含まないため、色は付きません。塗膜もつくりません。木材の表層に浸透した酸化セリウムのナノ粒子が紫外線を吸収するとともに、材面を疎水化し、撥水性を与え、木材の経年変化をゆるやかにします。



< CerPlus® P105 の特性 >

・顔料を含まず、色を付けない
・塗膜をつくらない
・紫外線を吸収し、褪色とグレー化を抑える
・材面を疎水化し、水の浸入を抑える
・殺生物剤を使わずに、黒ずみを抑える
・樹種がもつ色を、より深く
・刷毛・ローラーで、基本1回塗り
・洗浄と再塗布で、再処理できる


< 屋外暴露試験 >
CerPlus® P105 は、アコヤ材、ベイスギ、欧州カラマツ、欧州赤松など、複数の針葉樹で屋外暴露試験や実使用での評価が行われています。
ベイスギの屋外暴露試験では、未処理材は6ヶ月の時点で材色がグレー方向へ変化し、18ヶ月では材面の荒れも進みます。CerPlus® P105 処理材では、18ヶ月後も褐色系の外観がより多く残ります。
変化をゆるやかにする働きは樹種を問わず共通ですが、塗布したときの色の出方は樹種によって異なります。





< 実使用例 >
ロンドンの Nine Elms Park に設置された、無塗装のアコヤ材製ベンチです。2022年5月に設置され、約1年の屋外使用を経て、2023年6月に表面をクリーニングしたうえで CerPlus® P105 を塗布しました。その後も公共広場として一般の利用が続き、2026年6月、塗布後36ヶ月経過の時点でも、木目の見える明るい木材の外観が確認されています。





< どの樹種に使えるか >
使用実績があるもの :
ベイスギ、欧州カラマツ、欧州赤松、ラジアータパイン、アコヤ材などに使用されています。特に、アコヤ材については、世界10か所に同一の試験架台を設置した比較試験が行われ、アコヤへの適正が評価され、CerPlus® P シリーズはアコヤ材のメーカーからAccoya System Partner 製品に登録されています。


< よくあるご質問 >
Q. 経年変化を止められますか。
A. いいえ。変化を止めるものではなく、その速度をゆるやかにするものです。

Q. 防腐・防蟻の効果はありますか。
A. ありません。木材表面の外観を保つための処理剤です。木材そのものの耐久性は、材の選定で確保してください。

Q. 撥水性があれば、雨がかりの設計配慮は不要ですか。
A. 撥水性は防水性能ではありません。材面での水の挙動を変えるものであり、雨仕舞い・通気・木口の保護といった設計上の配慮を代替するものではありません。

Q. 色は変わりますか。
A. 顔料は含まれていません。ただし一部の樹種では、木材本来の色がより深く出ます。


詳細は以下をご覧ください。
>> 公式サイト「CerPlus® 木材表面処理剤」


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出典:池上産業株式会社

建材ナビ建築・空間デザイン編集部からのコメント

木材の自然な木目と質感をそのままに、紫外線や水分による劣化をゆるやかにするCerPlus® P105。外壁やウッドデッキ、フェンス、軒天など、木の風合いを活かしたい屋外空間にいかがでしょうか。新築からメンテナンスまで、幅広い木部におすすめです。
 

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