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病院や福祉施設に求められる床材のポイント

  • 建材ナビ編集部
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  • 更新日:2019年9月21日
床材
病院や施設の廊下や室内の床が硬く冷たい…
というのは急速な高齢化の流れの中で変化してきています。

今では古くからある施設を除けば、そのほとんどが居住空間として床材や壁材などにこだわりをもった仕様となってきています。

病院や福祉施設、介護施設において日常生活を送る高齢者に内装材としての床材がどのように関わることができるか、どのようなものが求められているかについてポイントをご紹介します。

1.転倒のリスクを考えた防滑性、衝撃吸収性のある床材

身体機能が衰えつつある高齢者に対しては安全で生活しやすい環境を整えることが大切です。例えば転倒時の衝撃を和らげるための衝撃吸収性のある床材や転倒防止のための防滑性のある床材があります。

適度な硬さで歩きやすさを感じることのできるクッションフロアは福祉介護施設の居住スペースや、談話室などに向いています。

また、さまざまな臭いのこもりやすい室内においては消臭効果をもっていることもひとつのポイントとなります。

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2.車いすなどのキャスター走行性がよい床材

居住空間や談話室と、移動などに使う廊下、食堂などでは求められる床材のポイントが少し変わってきます。防滑性や衝撃吸収性があることはもちろん、耐久性があり車いす、カートなどのキャスター走行性がよいということもポイントです。

汚れにくくメンテナンスしやすいフロテックスは、抗菌性があり防水性もよいことから福祉介護施設に選ばれている床材のひとつです。

施設の規模や利用者の状況によっては談話室などのスペースに使われることもあります。室内空間と廊下などのスペース両方に使用する場合は床材のデザインや色に変化をもたせることで利用者へのサイン効果や方向認識の助けとなり、より円滑な移動の手助けが可能となります。

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3.ノンスリップ性と防音を兼ねた床材

福祉介護施設の中で、リハビリ要素を兼ねた部屋や、キッズルーム、プレイルームといった比較的動きの多い場所や階段などに求められるのが防音性とノンスリップ性です。特に宿泊滞在のある施設の場合、夜間の足音は気になるものです。

クッション性を兼ね備えたラバーフロアは防音性や衝撃吸収にも優れトレーニングジムなどでも使われている素材です。
カラーバリエーションも豊富なため施設のイメージに合わせて組み合わせることが可能です。

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4.介護施設に欠かせないバリアレスフロア

年齢とともに身体機能、特に足腰の機能の衰えが目立ち始めます。
足元に不安のある高齢者の方、車いす利用の方の負担や障害を軽減させるバリアレスなフロアは欠かせない要素だといえます。

転倒を防ぐ、つまずきにくい床材の使用はもちろんのこと転倒時のリスクに関与するのが床下材です。

転倒時の衝撃吸収に優れた床下材を使用することでより安全性の高いフロア作りを行うことができます。できるだけ段差の少ない空間を作ることもつまずきなどによる転倒のリスクの軽減につながります。

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6.まとめ

年齢とともに衰えてくる身体機能。より安全で快適な暮らしを実現するための空間のために床材の選び方は重要となってきます。
施設の種類や規模、空間の果たす役割によって求められる機能は異なります。
それぞれの場所に最適な床材を選ぶ必要があります。

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