老朽化擁壁の安全性向上と長寿命化を目的とした「擁壁プロジェクト」
宅地擁壁の予防保全に向けた取り組みの施工事例をご紹介します。
近年、老朽化した擁壁の崩落事故が全国各地で発生しており、その安全対策が大きな社会的課題となっています。特に高度経済成長期(1955~1973年頃)に築造された擁壁の多くは50年以上が経過し、経年劣化に加え、排水不良や背面地盤の変状など安全性の低下が懸念されています。2025年9月には東京都杉並区の住宅地で高さ4~5mの擁壁が崩落し、上部の住宅が倒壊する事故も発生しました。専門家の試算によると全国には倒壊リスクを抱える擁壁が200万~300万ヵ所存在するとされ、適切な維持管理と予防保全対策が急務となっています。
こうした課題に対応するため、株式会社日本衛生センターは東京理科大学 工学部建築学科 髙橋治教授が推進する「擁壁プロジェクト」に調査・施工パートナー企業として参画しています。
現在も複数の現場で調査や対策工を進めており、今回は取り組みの一例として補修工事をご紹介します。
【 施工事例 1 】擁壁コーナー部および天端の補修工事

【 施工事例 2 】クラックが発生した擁壁の部分補修工事

< なぜ連続繊維補強工法を推奨するのか >
擁壁の予防保全対策工は、安全性向上や延命化に有効である一方、工事費用の増大や施工スペースの問題、近隣調整などの課題も多くあります。既存擁壁を活用しながら安全性向上を図る連続繊維補強工法は、老朽化擁壁の補修工として多くの優位性を有しています。
① 高い引張強度の付与
アラミド繊維シートは非常に高い引張強度を持ち、コンクリート表面に貼付することで曲げ・せん断耐力の向上が期待できます。
② 軽量で施工性に優れる
材料が軽量なため大型重機を必要とせず、狭小地や住宅密集地でも施工が可能です。
③ 防食性とひび割れ追従性
アラミド繊維シートは鋼材のように腐食することがありません。また、微細なひび割れにも追従でき、劣化した母材の除去を最小限に抑えられます。
④ 長寿命化と維持管理コストの低減
既存擁壁の力学的性能回復と耐久性向上により、維持管理周期の延長が期待できます。結果としてライフサイクルコストの低減にもつながります。
本プロジェクトでは、老朽化した擁壁の安全性向上と長寿命化を目的として、連続繊維補強工法「SOLID REMAIN(ソリッドリメイン)」を活用した補修工事を実施しています。
< 連続繊維補強工法「SOLID REMAIN(ソリッドリメイン)」とは >
SOLID REMAIN(ソリッドリメイン)は、エポキシ樹脂とアラミド繊維シートを用いた連続繊維補強工法です。既存擁壁の表面に高強度のアラミド繊維シートを接着し、擁壁の耐力向上や変状の進行抑制を図ります。

擁壁自体を作り直す擁壁再構築工や規模が大きい擁壁補強工と比較して、
・工期短縮
・コスト削減
・騒音・振動の低減
・狭小地・狭あい道路での施工
・既存母材の有効活用
を実現できることが大きな特長です。
~建材ナビでは、多数の製品を掲載中です~
▶ 【ソリッドリメイン】製品ページはこちら
▶ メーカー製品一覧・お問合せはこちら
出典:株式会社日本衛生センター
建材ナビ・スタッフからのコメント 擁壁の老朽化は身近な問題でありながら、普段はなかなか意識する機会が少ないものです。安全性を確保しながら既存の擁壁を長く活用していくためのこうした取り組みが進み、安心して暮らせるまちづくりにつながっていくことが期待されます。擁壁補修については、是非、製品ぺージも併せてご覧ください!
こうした課題に対応するため、株式会社日本衛生センターは東京理科大学 工学部建築学科 髙橋治教授が推進する「擁壁プロジェクト」に調査・施工パートナー企業として参画しています。
現在も複数の現場で調査や対策工を進めており、今回は取り組みの一例として補修工事をご紹介します。
【 施工事例 1 】擁壁コーナー部および天端の補修工事

【 施工事例 2 】クラックが発生した擁壁の部分補修工事

< なぜ連続繊維補強工法を推奨するのか >
擁壁の予防保全対策工は、安全性向上や延命化に有効である一方、工事費用の増大や施工スペースの問題、近隣調整などの課題も多くあります。既存擁壁を活用しながら安全性向上を図る連続繊維補強工法は、老朽化擁壁の補修工として多くの優位性を有しています。
① 高い引張強度の付与
アラミド繊維シートは非常に高い引張強度を持ち、コンクリート表面に貼付することで曲げ・せん断耐力の向上が期待できます。
② 軽量で施工性に優れる
材料が軽量なため大型重機を必要とせず、狭小地や住宅密集地でも施工が可能です。
③ 防食性とひび割れ追従性
アラミド繊維シートは鋼材のように腐食することがありません。また、微細なひび割れにも追従でき、劣化した母材の除去を最小限に抑えられます。
④ 長寿命化と維持管理コストの低減
既存擁壁の力学的性能回復と耐久性向上により、維持管理周期の延長が期待できます。結果としてライフサイクルコストの低減にもつながります。
本プロジェクトでは、老朽化した擁壁の安全性向上と長寿命化を目的として、連続繊維補強工法「SOLID REMAIN(ソリッドリメイン)」を活用した補修工事を実施しています。
< 連続繊維補強工法「SOLID REMAIN(ソリッドリメイン)」とは >
SOLID REMAIN(ソリッドリメイン)は、エポキシ樹脂とアラミド繊維シートを用いた連続繊維補強工法です。既存擁壁の表面に高強度のアラミド繊維シートを接着し、擁壁の耐力向上や変状の進行抑制を図ります。

擁壁自体を作り直す擁壁再構築工や規模が大きい擁壁補強工と比較して、
・工期短縮
・コスト削減
・騒音・振動の低減
・狭小地・狭あい道路での施工
・既存母材の有効活用
を実現できることが大きな特長です。
~建材ナビでは、多数の製品を掲載中です~
▶ 【ソリッドリメイン】製品ページはこちら
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出典:株式会社日本衛生センター
この記事のメーカーにお問い合わせ
TEL: 042-576-0110 / FAX: 042-572-2142
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