NETIS登録の凄腕止水材!「クニシール C-31」

水の侵入をシャットアウトするベントナイト系止水材!

クニシールはベントナイトの特性を利用した止水材です。


◆ベントナイトとは
ベントナイトとは、粘土鉱物であるモンモリロナイトを主成分とする岩石で、不純物として石英や長石などの鉱物を含んでいます。
ベントナイトは、今から数百万年から数億年前の火山噴火によって堆積した火山灰などが、温度や圧力、熱水などと反応して、鉱床が生成したと考えられています。
ベントナイト鉱床は、米国、欧州、中国や日本など世界各地で見ることができます。

ベントナイトの主成分であるモンモリロナイトは、水を吸収すると元の体積の何倍にも膨らむ特徴的な性質を持っています。これを膨潤性と呼びます。さらに、水に分散させると粘性を示す性質や各種陽イオンをよく吸着する能力など、様々な特性を持っています。このような特性を活かして、ベントナイトは様々な産業分野で利用されています。例を挙げると、鋳物、土木建築、ペット用トイレ砂や化成品など非常に多岐にわたっています。

さらに、ベントナイトは日本薬局方や食品衛生法などにも記載があり、化粧品や医薬品、食品添加物としても利用されています。そのため、ベントナイトは"1,000の用途を持つ粘土"とも称されています。近年では、放射性廃棄物を地層処分する際のバリア材としての検討も行われ、既存の用途以外での利用も広がりを見せています。

■水膨潤性可塑性止水材 「クニシール C-31」
ベントナイトは無機の粘土であるため、半永久的に性能が劣化することなく、優れた止水効果を発揮し続けます。
建築・土木工事において、コンクリートを打ち継ぐ場合、コンクリート硬化時の収縮などの原因により微細な間隙が発生し、特に地下部分では、その間隙からの水の浸入が避けられません。これをシャットアウトするのが「クニシール」です。
従来は塩ビ・ゴム製の止水板・止水材が多く使用されていましたが、ベントナイトに可塑性を持たせた「クニシール」はその独自の素材により、施工性・止水性能・耐久性を大幅に向上させました。熟練した作業技術が不要で誰でも簡単に施工することができ、工期の短縮とコストダウンに大きく貢献しています。

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【ベントナイト事業:紹介動画】
 


出典:クニミネ工業株式会社

建材ナビ・スタッフのコメント
「ベントナイト」とは…?製品の素材を知ると意外と身近な所で使われていることに驚きます!
その性質を利用し、性質を存分に応用した「クニシール C-31」は、構造物の接合部に粘土のように手でなじませ一体化することで漏水を吸収し、躯体にやさしくしっかりと止水します!
また、膨張圧が発生しないため通常の施工ではクラックが生じることもなく安心です。
気になる「ベントナイト」の性質については、HPでより詳しく説明しています。
ぜひHPや動画も併せてご覧ください。
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