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掲載:2020年12月1日 更新:2022年01月12日

おしゃれな海外食洗機、大手2社を徹底比較!あなたはどっち派?

今やほとんどの家庭に導入されている食洗機。機能性を重視するのはもちろんですが、オシャレなキッチンも増えたため、デザイン性も重視されているようです。
そこで今回は、海外ブランド食洗機のツートップを誇る「Miele」と「Bosch」を、カタログや製品情報から徹底比較してみたいと思います!

【比較その1】洗浄力

"お皿の汚れを落とす"という役割を果たす食洗機にとって洗浄力はもちろん大切です。
まずは洗浄力の観点から比較してみたいと思います。

Boschの洗浄力

●洗い物に応じて選べる洗浄コース
●汚れ具合をセンサーで感知し、水温や水量を自動で調整する「オート」コースなら90-150分の運転時間ですが、高速洗浄モードなら運転時間を約20~66%短縮
●70℃の高温洗浄と独自の乾燥方式で油汚れの強い食器、衛生面が気になる哺乳瓶やまな板も徹底除菌⇒汚れのひどい食器・鍋に「パワフル70℃」
●強力な洗浄力で予洗いの必要なし。
●上段バスケットに上下どちらにも散水するスプレーアームが2つ設置。満遍なく散水

食洗機の基本となる"洗浄力"なので、高温洗浄でしっかり汚れを落とすことができるようですね。また水量や水温を自動で調整してくれる「オートモード」なら水の無駄遣いも防いでくれるようです。

それではMieleを見てみましょう。

Mieleの洗浄力

●通常汚れの食器なら58分で最適な洗浄&乾燥が可能
●特別に開発された洗剤は2~3分で溶けるので、すすぎ時間の短縮に
●水温75℃のプログラムなら、鍋や盛皿などの乾いてこびりついた汚れをしっかり落とす
●庫内の食器量を検知し、必要な水量と電力量に自動調節

Mieleの特別に開発された洗剤「ウルトラタブマルチ」は2~3分で素早く溶けるため、運転プログラムの最初から洗剤成分が最適な状態になるそう。そのため短いすすぎ時間でも高い洗浄性能を発揮できるんだそうです。


【比較その2】静音性

次に注目したのは"静音性"。
夜中に回したい時や、赤ちゃんが寝ている時でも回せなければ便利とは言えないですね。

Boschの静音性

●200Vクラスのビルトインタイプとしてトップクラスの静音性。
●42dBの運転音は図書館と同じレベル。振動もほとんどない。

Mieleの静音性

●Mieleはどのサイズも200V展開
●標準は42dB
●38、40または41dBの低騒音の「エクストラクワイエットプログラム」

一般家庭で使用される上で"静音性"は誰しもが気になるものがゆえに、どちらもしっかり対策されていますね。図書館と同じレベル=42dBであれば気になる人はきっと少ないでしょう。


【比較その3】サイズ展開

次に"サイズ展開"。「大家族なので大容量のものがほしい」という方もいれば「そんなにサイズはいらないからコンパクトなものがほしい」という方もいるでしょう。
どんなサイズ展開で、どれくらい食器が入るのかも気になるところですよね。

Bosch

●一日分の食器も収まる、ゆとりの幅60cm。
●60cm幅の機能を凝縮した幅45cmモデル、コンパクトなキッチンにも設備可能。
●4人家族一食分の食器+鍋やフライパン、まな板やボウル等の調理器具+お昼のお弁当容器2人分
●一度の洗浄食器点数は62点。お皿やコップ、フライパンや鍋まで一度にまとめて洗える

Miele

●スタンダードな60cmタイプ。
(ヨーロッパのディナーセット14人分が入るサイズ)
●コンパクトな45cm幅タイプ。
(スリムながらヨーロッパのディナーセット9人分が入る)


BoschもMieleも、60cmと45cmの2サイズ展開でした。
Mieleのカタログには具体的な枚数表記もあり分かりやすいと感じました。

【比較その4】デザイン

キッチンとはいえ、キッチンだからこそ、設置する食洗機もデザインにはこだわりたいものです。それぞれの食洗機のデザインはどのようなものがあるか見てみましょう。

Bosch


●面材を取り付けてキッチンにビルトイン、左右のドアと同じ面材を取り付ければ統一感が生まれます
●専用ドア面材(別売り)はステンレスヘアライン加工仕上げ。上品な雰囲気
●カラーバリエーションは3パターンをご用意

Miele


●Mieleの「ドア材取付専用タイプ」は希望のドア材を取り付けることができ、キッチン全体のカラー、素材感を統一できます。
●「操作パネルを見えないようにしたい」という方には、ドアが閉じているとき、操作パネルが隠れて見えない「オールドア材取付専用タイプ」がおすすめ
●操作パネルは3色
●すっきりとしたラインとタイムレスなエレガントさにこだわっています


どちらもシンプルで、かつ上品なデザインの食洗機であることが分かりました。
そしてカラーバリエーションはどちらも同じ3パターン。デザイン性にはそんなに差はないようです。

【比較その5】便利機能

ここまで、「洗浄力」「静音性」「サイズ展開」「デザイン」を比較してきましたが、ぜひ比べて見てほしいのがそれぞれ独自の「便利機能」。それぞれに便利な機能が備えられており、「こんな機能ほしかった!」が叶うかもしれませんね。
そんな中でも特に気になったものをご紹介いたします。

Bosch

●特許取得「ゼオライト・ドライ」
湿気を吸着すると熱を発生する特性を持つ鉱物、ゼオライト。洗浄時は庫内温度を高め、乾燥時は食器や庫内から放出される湿気を吸収して食器を素早く乾かします。ゼオライトは効果や補充の必要がなく、いつまでも美しい仕上がりを保ちます。
●「ヒートエクスチェンジャー」
庫内の熱を貯水タンクに伝えて洗浄水を予め温めることで、食器やガラスの急激な温度変化を抑制し損傷を防ぎます。
●「光沢乾燥モード」
すすぎ水量と乾燥時間を増やしガラス表面のくもりを抑えます。

Miele

●特許取得「3DAIカトラリートレイ+」
様々な形状のカトラリーや調理器具に合わせて幅、深さ、高さを調節できます。
●特許取得「ノックツーオープン」
ドアを2回ノックするだけで自動的にドアがオープン。ハンドルのないキッチンキャビネットに見事に調和します。
●「オートオープン乾燥」
プログラム終了後、自動でドアが開き素早くクールダウン。
●「エコフィードバック」
水量と電力量の目安消費レベルが表示、使用後は実際の数値を表示
●「エコスマート機能付きフレキシタイマー」
毎回自動で電気料金の一番安い時間時間帯を選んで運転します。


双方とも特許を取得している機能があり、どちらともとても魅力的ですね。
これがひとつの製品に搭載されていたらどんなに良いことでしょう…笑


まとめ


いかがでしたでしょうか。
「そんなのあるの!?」という便利機能もあったのではないでしょうか。
どちらも優れた点が多く、選ぶ際は悩んでしまいますね。
それぞれの特徴を踏まえて、ぜひ参考にしてみてください。

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