公共施設用テント 施工実績

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女性でも開閉しやすいカーテンを取り入れた幼稚園屋内運動場の施工事例
小さなものから大きなものまで、必要に合わせてサイズが自在に変えられることが膜構造建築物の特長です。それを支えるのが膜材を繋ぎ合わせる溶着技術です。今泉テントは分子レベルでの振動、発熱を起こして膜材を融合・溶着する高周波溶着技術で、高い溶着品質を実現。美しく、繋ぎ目からの劣化が少ない屋根や外壁を形にしています。その技術を活かし、近年ではバイオマス発電設備でメタンガスを貯めるガスバッグの製造も手がけています。私たちのテント生地が、50mmAqの内圧に耐える円筒形の大型ガスバッグとなって、全国各地のバイオマス発電所で発電を支えています。

今泉テントの高い溶着品質の理由の一つが、分子レベルでの振動、発熱を起こして膜材を融合・溶着する高周波溶着技術です。日本国内では珍しいスウェーデン製の大型溶着機を使い、1.2メートルの長い金型で生地の溶着したい箇所を挟んで溶着、わずか数秒で高い溶着強度を誇ります。

【事例紹介】
■松山学園幼稚園屋内運動場
四周開放型で、天気に左右されず、安心安全に園児たちが運動できる運動場をテントでつくりたいというご依頼を幼稚園からいただきました。雨の吹き込みを防ぐため、四周には開閉できるカーテンを入れることとしましたが、女性が多い幼稚園の先生方にも開閉しやすいカーテンとすることが必要でした。そこで膜を折り畳むようにして開けるXバーによるスライドカーテンとし、レールを床面に埋め込むことで、軽い力でスムーズに開閉できるようにしました。レールによって風によるバタつきも軽減しました。幼稚園のないときにはフットサルの練習場として貸し出しも行いたいとのことで、オプションの後付けができるように柱はH鋼とし、防球ネットを設置しました。子どもたち安全を考えて、柱には緩衝材を付けて、怪我の防止対策も行っています。

■誓いの丘公園改修工事(屋根膜工事)
富士山の眺望で知られる静岡県小山町の「誓いの丘」における、「番傘屋根東屋」の膜屋根(写真左)を今泉テントが担当しました。隈研吾建築都市設計事務所の設計によるもので、垂木などの構造材には地元の木材が使用されています。この垂木の勾配と中心からの長さがすべて異なり、かつ屋根面に対して平行ではない垂木の天端に、寸分たがわず膜のラインを合わせることは困難を極めました。図面だけでは取り付け位置を決められず、現地で実測をし、それを持ち帰って膜を製作。それでも施工時にズレが生じ、位置合わせには苦労しました。膜の素材感と柔らかさは保ちつつ、溶着ラインやロープ、鉄製部材の露出は排除し、張力導入が必要な膜構造にとって施工が難しい鋭角な谷部も、幾度もの調整を重ねて実現。建築家が目指す仕上がりを実現することができました。

■子どもたちの遊び場用テント屋根
西武国分寺線の線路の近くに子どもたちの遊び場をテントでつくるプロジェクトからのご相談でした。線路脇の土地に設置するため、安全上、毎日、テント屋根を畳むことが条件となっていました。意匠デザインはパラソル型とすることで決定していましたが、それを形にできる会社がなく、今泉テントにご相談をいただきました。女性のスタッフの方でも毎日、簡単に設置や片付けができるように、パラソルの頂の部分に膜を取り付け、周囲からウインチで広げたり閉じたりができる機構としました。また、梁をつくってしまうと子どもたちがぶら下がってしまい危ないということで、安全に配慮し、梁のない設計としています。

■新発田中央高校屋内練習場増築工事
雪国・新潟の高校からの、冬季でもスポーツの練習ができる大空間の施設が欲しいというご相談でした。限られた予算のなかで、野球の練習の打球にも耐えられる強さ、ブルペン、バッティングの練習場所の確保、さらにウェイトトレーニングもできる複合的な施設にしたいという多様な要望を叶える必要がありました。その解決のために、可動間仕切りと固定間仕切りを使い分けることを考案し、ご要望に沿ったレイアウトを実現しました。間仕切りはネットにすることで、仕切りながらも一つの空間として感じることができ、生徒さんや先生もコミュニケーションを取りやすく、効率的な練習ができるようになりました。主要鋼材はトラスとし、鋼材重量を抑えてコスト低減を実現。また、壁膜、屋根膜ともに白色で採光性が良いために、日中は照明がいらなくなりランニングコストも削減できました。

■上野さくら浄苑カーポート
納骨堂に来られた方や地元の方たちに、くつろいでいただける場所をつくりたいと、浄明院の住職からご相談をいただきました。もともとパラソルを置いたりしていたそうですが、風が強く何度も壊れてしまっていたとのこと。今泉テントの多目的スペース用ボックス「M-BOX」を知った住職が、これなら風にも耐えられるのではないかと、ご相談くださいました。そこで「M-BOX」をもとにデザインを変えて、オリジナルな休憩場をつくりました。柱は鉄製ですが、木の装飾を施すことで落ち着いた雰囲気を演出し、暖簾は浄名院のカラーである藍色にして、他の施設とも調和するようにしました。また、夏はタープをつけることで日陰となるスペースを増やしています。また、この場所は桜並木がきれいで、春になると奥の建物の中からきれいな桜を眺めることができるため、それを遮らないように高さを抑えています。お祭りのときなどは、地域の方々にも使っていただけるようにし、地域の憩いの場になっています。

■中越安全講習センター
フォークリフトや高所作業車などの作業車両、建設機材の運転講習を、天候に左右されずに行いたい。冬に多くの雪が降る新潟県でも、降雪や積雪に関係なく、講習を行えるようにしたい。弊社の資材倉庫を見たお客さまが、今泉テントのテント倉庫が積雪にも強いこと、軒高の高いテント倉庫も実現できることを知って、お問い合わせをくださいました。最も高いところは軒高○メートルとし、高所作業車やドローンの運転講習を行うことも可能にしました。天候や季節に関係なく、さまざまな講習が可能になり、講習の効率を格段に高めることができました。

■新潟南病院 屋外発熱外来診療施設
「新型コロナウイルス感染症のPCR検査を、屋外で行えるようにしたい」「発熱している患者様と一般の患者様を隔離し、受付・待機・受診・抗原検査を一連の動線で行いたい」「強い風で飛んでしまう仮設テントではなく、常設できるものを」。お客様からのご要望をいただいた頃は感染拡大の初期で、未知のことが多く、すべてが手探りでした。医療従事者様と事前に打ち合わせを重ね、ブースの配置や建具の位置を決定、検体の受け渡し用小窓などをオーダーメイドで製作。診療室内では防護服を着たドクターが作業をするため、断熱材を施工して冷暖房効率を高め、さらにレッドゾーンに当たるブースにはHEPAフィルター付き換気設備を導入しました。また、現地での組み立てを最小限にするため、工場で製作して運搬できるサイズで完結させました。結果的に仕様の確定から製作、設置までを、スムーズに短納期で行うことができました。運用後も現場からの追加変更のオーダーが出ましたが、膜材を使用していたため、容易に対応できました。設置から数年が経過しても、新型コロナだけでなく、小児科棟など、幅広い運営方法で使用していただいています。

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