Terrae-Calce / テッレ カルチェ

住宅 店舗 内装 外装
環境負荷を抑えながらも高い機能性を備えた持続可能な建築素材。
『Terrae / テッレ』は、大地とそこから生まれる自然の恵みに捧げる讃歌です。ラテン語 「Terra」に由来するその名は、文字通り「大地のもの」を意味します。

大理石、石灰岩、粘土、そして水や火――私たちを取り巻くすべては大地に根ざしているのです。

すべては大地から生まれ、やがて大地へと帰っていく。
環境への配慮が高まる中、洗練されながらも柔らかく控えめなシンプル美を求める声に応え、 新シリーズ『Terrae-Calce / テッレカルチェ』は誕生しました。

Terrae-Calceは、環境負荷を抑えながらも高い機能性を備えた、持続可能な建築素材です。その特性は、自然との調和・健やかな空間・資源の有効活用という3つの視点から、建築に新たな価値をもたらします。

1. 健康で快適な空間をつくる

石灰が持つ吸湿性により、室内の湿度を自然に調整し、カビや真菌の発生を抑制。 空気環境を改善し、喘息やアレルギーのリスクを軽減します。また、pH値が12~ 13と高いため、天然の防菌剤 (バイオサイド)として機能し、化学物質に頼らず衛生的な空間を保ちます。

さらに、Terrae-Calce の製品はVOC (揮発性有機化合物)を一切含まないため、 シックハウス症候群の原因となる化学物質を排除し、人にも環境にもやさしい建材です。

2. 環境負荷を抑えた生産プロセス

石灰は他の建材と比べて低温で焼成できるため、製造時のエネルギー消費が少なく、炭素排出量が抑えられます。さらに、 施工時には「炭酸化 (カーボネーション)」

というプロセスを経て、大気中の二酸化炭素(CO₂)を再吸収するため、天然のカーボンシンク (炭素吸収源)として機能します。石灰は、持続可能で環境に配慮された理想的な素材です。

3. 廃棄物を活かし、資源を守る

Terrae-Calce の主原料である石灰岩は、 炭酸カルシウム (CaCO₃) を豊富に含む堆積岩であり、大理石やその他の鉱物も利用可能。この豊富な資源は過剰採取による環境破壊のリスクが少なく、持続可能な利用が可能です。

さらに、一部の仕上げで使用される骨材 (ヘンプハード)には米のもみ殻や麻の茎など、廃棄物を有効活用したリサイクル素材を採用。資源の無駄を省きながら、よリエシカルな建築素材としての価値を高めています。

ただの建材ではなく、環境と人の健康を守る”生きた素材”。

Terrae-Calce は、伝統の技術と革新の知恵を融合し、持続可能な建築デザインの未来を形にするために生まれました。

■ヴェネチア仕上げ
このシームレスでありながら不規則な仕上げは、ヴェネツィアのラグーンを思わせる、柔らかで洗練された表情を持ちます。

視覚にも触感にも繊細なそのテクスチャーは、空間に穏やかな動きと深みをもたらし、まるで水面に映る光の揺らぎのように、静かで優雅な雰囲気を演出します。

■マテラ仕上げ
この不規則でありながら上品な質感は、南イタリアの伝統的な建築を彷彿とさせます。そこには、シンプルでありながらも奥深い美しさがあり、職人技と情熱が絶妙に調和しています。

手仕事の温もりが感じられるこの仕上げは、素朴でありながら洗練された風合いを生み出し、空間にタイムレスな魅力をもたらします。

■シエナ仕上げ
この仕上げの核となるのは、米のもみ殻と麻の茎(ヘンプハード) といった天然の骨材。 粗く無造作な表情が、素朴でありながらも自然と調和する、牧歌的な美しさを生み出します。空間に温かみと奥行きをもたらし、まるで大地とともに生きる暮らしを映し出すかのような仕上がりです。
■ 今すぐカタログを見る

IDEAL WORK JAPANに問い合わせる

製品画像・施工事例

Terrae-Calce / テッレ カルチェ Terrae-Calce / テッレ カルチェ Terrae-Calce / テッレ カルチェ Terrae-Calce / テッレ カルチェ Terrae-Calce / テッレ カルチェ
会社情報
〒107-0061
東京都港区北青山1-3-1 3F GSC&Partners合同会社内
TEL: 03-6696-0143