サステナビリティガイド発行のお知らせ | クナウフ・インシュレーション合同会社

クナウフ・インシュレーションは、この度、新しいサステナビリティガイド「サステナビリティの新たなビジョン」を発行しました。
このガイドは、持続可能な断熱材選びの指針を提供し、環境に配慮した建築ソリューションへの取り組みを支援します。
 

持続可能な社会の実現は、建設業界にも大きな影響を与えています。法規制や環境に配慮した建物を評価する制度、そして消費者の意識の高まりが、環境にやさしい建築ソリューションへの需要を一層押し上げています。

建物の環境負荷を考える上で、断熱材は重要な役割を担っています。当社は断熱材メーカーとして、建物のライフサイクル全体におけるカーボンフットプリントと環境への影響を低減する取り組みを支援する上で、非常に重要な役割を担っていることを認識しています。これは、スコープ1および2の炭素排出量を50%削減し、スコープ3排出量を30%削減するという、2032年までの目標に反映されています。

しかし、真の持続可能性は、単なる炭素削減にとどまりません。適切な断熱材の選択は、製造から廃棄、そしてそれ以降の建物のライフサイクルのあらゆる段階で、建物の環境への影響を大きく左右します。

持続可能な仕様を検討する際に考慮すべき多くの要素があり、また多くの環境製品に関する主張が存在する中で、明確で実用的な情報が求められています。

「サステナビリティの新たなビジョン」では、これらの情報の中から重要な部分を抽出し、持続可能な建築を4つの主要原則に分解して、当社の製品とプロセスがどのようにしてより良い建物の実現を手助けできるかを示しています。

1. エネルギー効率を最優先に: 断熱性能の最適化
2. 炭素排出の低い素材の選択: エンボディドカーボンの削減
3. 屋内外を問わず、人と環境にやさしい空間を実現: 健康的な空間を実現し、暮らしの質を向上
4. 発生する廃棄物を最小限に: 廃棄物を最小限に抑える

クナウフ・インシュレーションでは、すべての企業活動において持続可能性を核に据えています。そして、より良い建物の創造を支援するという当社のコミットメントを示すことを誇りに思っています。

当社は、材料、製造、梱包の各プロセスを通じて廃棄物の削減とエンボディドカーボン(原材料の製造、輸送、建設などで発生する炭素排出量)の最小化に取り組んでいます。2009年以来、独自の植物由来バインダーであるECOSE®を製品に採用しており、従来のグラスウール断熱材とは異なり、このバインダーはホルムアルデヒドを一切使用していません。当社の製品は国内初のDECLARE社「レッドリスト・フリー(有害物質不使用)」の認証を取得しています。これらの影響はすべて、業界に最新の検証済み情報を提供するために公開している製品ごとのEPD環境製品宣言に詳細が記載されています。

これらの4つの原則を通じて持続可能な仕様に取り組むことで、建設業界が断熱材の選定、販売、使用において、より情報に基づいた意思決定を行えるよう支援しています。

持続可能な断熱材の選び方や、より良い建物を実現するための持続可能な仕様の主要原則について学ぶには、ぜひ当社のサステナビリティガイド「サステナビリティの新たなビジョン」をご覧ください。


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出典:クナウフ・インシュレーション合同会社 建材ナビ・スタッフからのコメント 「For A Better World(より良い世界のために)」という戦略の一環として、ビジネス全体で短期、中期、長期にわたる高いサステナビリティ目標に取り組んでいるクナウフ・インシュレーション。持続可能な断熱材で低炭素・低廃棄物・健康的な建物を実現するお手伝いをしています。サステナビリティガイドに詳しく紹介されていますのでご覧ください。