【黒皮鉄板を実寸サイズでスキャン】黒皮鉄不燃シート

不燃認定取得済み!鉄本来の独特な表情は塗装では表現できない存在感と重厚感がシートになりました。

黒皮鉄という素材を軸にしたプロダクトブランド、aizara(アイザラ)より、オリジナル製品『黒皮鉄シート』のご紹介です。
『黒皮鉄シート』は、色目の良い黒皮鉄板を実寸サイズでスキャンをし、インクジェットで出力した弊社オリジナルの粘着剤付き化粧フィルムです。
※商標登録申請中
※国土交通大臣より認定を取得した不燃認定取得済み


▲シート単体の状態

◆黒皮鉄とは?
鉄が生成される際に表面が酸化し黒い皮膜に覆われた鉄の総称です。
鉄本来の独特な表情は塗装では表現できない存在感と重厚感があります。


▲3mmアルミ複合板(1200×2400mm)に貼り込みパネルにしたフルサイズの状態


◆aizaraが黒皮鉄シートを作った理由
黒皮鉄に特化したものづくりをしている弊社は、今まで黒皮鉄を使って数多くの製品や別注金物を製作してきました。
その中でも黒皮鉄を意匠材として壁や建具に貼るというご依頼も多く、ホテルや店舗といった商業施設から個人邸等と多岐にわたり、時に海外での実績もあります。
ただ施工性やコスト、重量、また設置後の経年変化への懸念といった面から、実際に設計計画にあがっても実際の黒皮鉄板を意匠材として使う事が難しいケースがあるのも事実です。
その様な場合でも、黒皮鉄の独特な表情を空間を引き立てるマテリアルとしてお使い頂ける様に開発し、製品化したのがこの黒皮鉄シートです。材料屋をまわって綺麗な黒皮鉄板を選定し、京都の印刷会社で神社仏閣の古文書や絵画の保存複製にも使われる大型スキャナーで、1200×2400mmの黒皮鉄板を実寸サイズで数時間かけてスキャンを行いました。
その結果、長年黒皮鉄を扱っている弊社の職人も本物の黒皮鉄板と見間違えた程のものが仕上がりました。金属独特な光沢や質感は黒皮鉄板とはやはり異なりますが、シートならではのメリットも生まれます。



▲黒皮鉄シートを木製建具(750×2,100mm)に貼り込んだ状態です。
本物の鉄板の場合、このサイズだと厚み1.6mmでも片面で約20kg、両面だと40kgとなり一般的な建具に貼って使うには重量的に厳しいですが、シートだとその問題が解消され、黒皮鉄の表情が重量対策をせずとも建具にも使えるというメリットが生まれてきます。黒皮鉄特有の色むらを吊り元側にされるか、戸先側にされるかはお好みで。


▲本物の黒皮鉄板を床の間に貼った施工写真。(ホノルル) ※ 黒皮鉄シートの施工写真ではありません。

黒皮鉄シートであれば、従来の鉄板を使用するのに比べ、費用や重量が軽減され、加工の柔軟性が向上、施工が簡単になります!本物の黒皮鉄板の風合いを残しつつ、様々な用途にて使用が可能です。

『黒皮鉄シート』の用途は、意匠壁、建具、キッチンの側板、収納家具等の扉、エレベーター扉など多岐に渡ります。サンプルをご用意しておりますので、お気軽にお問合せ下さい。


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出典:aizara(アイザラ)
建材ナビ・スタッフからのコメント 黒皮鉄を使いたいけれど重量の問題が・・・という方にオススメしたい本製品。黒皮鉄板を実寸サイズで数時間かけてスキャンしたというから驚きです。黒皮鉄板の風合いはそのままに、設置後の錆びやキズ、メンテナンスの問題も解消、さらには水のかかる場所も使用可能なので施工場所も広がりそうですね。黒皮鉄での空間演出をお考えの方はぜひこちらの製品もご検討ください!
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