建築何でもQ&Aチャンネル

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2008-01-30 07:30:02
窓枠の建築のしかたについて(2×4工法)
睡眠不足 さん
現在、新築中でして、基礎が終わり2×4工法のちょうど柱、壁を組み上げているところです。
ここで大変気になっていることがありまして、1階の出窓になるところの開口部のマグサと、その直上部にある横に走っている柱(ちょうど2400くらいの高さでしょうか)の間に15mmほどの隙間ができています。幅5cmくらいのベニヤ板で等間隔にこの隙間に詰めているのですが、壁で建物の重さを支える2×4にとって、このような施工は本来のものであるのか?信頼できるのか心配です。
2×4工法にとって、窓などの開口部のある場所は、マグサを使って加重を受けていると聞きますが、マグサが2階からの加重のかかってくる横に走っている柱と面で接しておらず、幅1600のマグサに対して4箇所ほどスペーサーのようにベニヤ板の切れ端を詰めて終わりにされており、強度的に他の施工部分と強度的にそん色ないのか、問題ないのかが大変気になっています。
将来に起こりうる大地震などの際、この部分からほころびとなって崩れたり、壁にひびが入るなどのダメージを家が受けるのではと考えます。

ちなみに別の部屋の出窓や他の窓ではこのような隙間自体ができていないのですが、工務店からは問題ないと回答されています。
専門家の方のご意見、アドバイスをいただけないでしょうか。
回答
回答数
3
【回答1】
creare-inoue さん
はじめまして、「睡眠不足」様。クレアールの井上英勝でございます。ご質問の内容を拝見しましたが、部材の配置や状況が、言葉や文章では判断しかねます。ただ、工務店様の説明が、お客様の不安や心配をさらに深めているように思えます。今後の工務店様の施工に対する不信感が強まるとコミュニケーションに不備が生じ、現場の施工状況も良い方向に進まなくなってしまう恐れがあります。工務店様とのコミュニケーションを深めてお互いの信頼関係を築いてみてはいかがでしょうか。技術的なアドバイスをすることは簡単ですが、人間関係の再構築を図ることは、とても難しいものです。建築の施工はお施主様と施工者が一体となってお互いに努力・協力していかなければ良い建物は完成しません。躯体の造作中です。とても大事なところです。よく話し合ってみてはいかがでしょうか。
【回答2】
さいとチャン さん
2X4工法ですね。ご心配は分かりますが、質問内容から察すると問題のない事例とも思えます。マグサとは構造的に必要な部材、他に窓枠(横材、通常同じ部材)が設置されます。つまり2重に設置します。マグサは構造的な補強材、窓枠はサッシを納めるために必要な部材です。窓枠とサッシの隙間(クリアランス)は施工上、必要な技術的行為です。クリアランスはパッキン部材が無いとサッシが狂います。つまり、建物の構造的に必要なマグサと窓枠は役割が違います。よって窓の上は2重に同じ部材が配置します。建物の構造チェックの結果ではマグサを2重もしくは大きな部材を配置しなければなりません。この場合は3重部材ともなるでしょう。質問の内容ではよくわかりません。
工務店に説明を聞いてください。喧嘩するのではなく信頼関係を維持しながら話を聞くべきですね。問題があるなら是正すべき、説明が正しくあるならば問題はないかも知れません。
【回答3】
MAKE.medical adviser さん
今日、初めて参加させて頂きます。
家の大きさや、大工さんの能力(スピード)で変わりますが、もうすでに木工事完了、クロス工事の頃かと思いますが、遅蒔きながらお答えします。
開口部マグサの上に455ピッチに取り付ける、束のような働きをするもので、窓上クリップと呼ばれる、短い間柱だと思われます。開口Hが2055より高い場合、又、マグサのランクがあがった場合、フレームの上枠下端と、マグサ上端の隙間が変わってきます。
その際、大工さんによって違いますが、50㎜以下は
38×89を平使いにして、12㎜合板と併用し、窓上クリップとして納める時や、今回のように、合板だけが挟まってる場合もあります。決まり事としては、455ピッチに合板が挟まっていれば、OKだと思います。あとは、見た目の問題で、大工さんの人柄に左右される部分だと感じます。以上

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