化粧目地材 ブリックモルタルBR

外装
袋を開け水を加えて練るだけで高性能かつ作業性の良いモルタルが簡単に準備できます
ブリックモルタルBRは、結合材や骨材、混和材などすべての原材料を弊社工場にて予め配合した状態で出荷するレンガ積み・目地詰め工事用のプレミックスモルタルです。
袋を開け水を加えて練るだけで高性能かつ作業性の良いモルタルが簡単に準備できますので、現場での無駄を効果的に減らします。

建物の美観を著しく損ねる白華、弊社ではその発生のメカニズムを紐解き、白華の原因となる物質と反応してモルタル表面に発生する白華を抑制する混和材を配合、建物の美観を守ります。
また、施工面(張付材)を風雨などから守りタイルの剥落等も防ぎます。

標準色として人気や実績などから選び抜いた10色をご用意しています。
また、タイルの色等、お好みの色をご指定頂ければ、特注色として1袋から受注します。
着色材には厳選した高性能な無機顔料を使用していますので、耐候性が高く長期間に渡って鮮やかな発色が持続します。

【施工方法】
◆レンガ積み施工要領


※Mタイプ, Tタイプではレンガ積み工事は出来ません。
※実際の施工にあたっては、事前に仕様・工法を確認し、工監理者とよく打ち合わせの上、施工を行って下さい。

1. レンガ積み

(1) 積み上げ部の下地を清掃する。
(2) 設計図面に従い、 墨出し、水糸張りを行う。
(3) 引き金物を使用する場合は、その仕様・ 配置など設計図書に従う。
(4) 積み上げ部の下地に水湿しを行い、 表面水が引いた程度でブリックモルタルを敷き均す。敷きモルタルはレンガを水糸の位置に合わせて圧着した時、レンガ表面からはみ出すように塗厚を整える。
(5) 基準レンガを敷きモルタルの上に載せる。
(6) コテの柄でレンガを叩きながら水糸に合わせて位置決めを行う。はみ出した目地モルタルは直ぐには目地切りを行わず、やや締まった状態で行う。目地切りを行ったあとの表面にも締まりのあるタイミングがよい。
(7) レンガの側面(片側)に縦目地となるブリックモルタルを塗付ける。
(8) 縦目地を塗り付けたレンガを敷きモルタルの上に載せ、小幅にずらしながら基準レンガの側面と縦目地モルタルを隙間のないように密着させる。
(9) コテの柄でレンガを叩きながら縦目地を設計幅に調整しつつ、高さを水糸の位置に合わせる。
(10) 前述 (6)~(8)を繰り返し1段目を水平に積み進める。
(11) 2段目以降の施工は、前述までの要領と同様に行う。
水湿しについては、当日、水から揚げて積み上げたレンガには必要ないが、前日までに積み上げた既設レンガについては左官刷毛などで敷き均し面に水湿しを施す。
(12) 1日の積み上げは5~6段までとする。(下段の目地モルタルがつぶれない高さ)
(13) モルタルを裏込めする場合は、目地モルタルの締まり具合を考慮しながら詰める。

2. 目地仕上げ

(1) レンガの積み上げ時、はみ出した目地モルタルがやや締まった状態になったらコテを使用してモルタルを切り落としレンガと目地の表面を合わせる。目地切りを行ったあとの表面にも締まりのある状態がよい。積み上げ中に適宜締まり具合を確認しながら行う。切り落とした表面が水分の多い状態であると、白華現象の原因になるため注意する。
(2) スポンジに水を含ませた後、固くしぼってレンガに付着したモルタルを拭き取る。目地モルタルに極力水を吸わせないよう注意する。
(3) 仕上げ
① 目地モルタルがやや締まった状態を見計らい、硬めのホウキやブラシなどで目地の方向に沿って表面を薄く削り取るように掃き均す。削った時にブラシ等にモルタルが粘り付かないタイミングが良い。
② 周辺に付着したモルタルを刷毛ではき落とす。染みついた場合はスポンジに水を含ませた後、固くしぼって拭き取る。この時目地モルタルを濡らさないよう注意する。

養生

施工後、シート掛けなどの養生を講じ、水濡れや凍結などから保護できる処置を施す。

◆目地詰め施工要領 1本目地工法
1. 目地詰め
(1) ドライアウト防止のため必要に応じて目地部に水湿しを行う。
(2) 目地詰め用のチューブ袋に練り混ぜたブリックモルタルを詰め込む。チューブに満量詰めると吐出しにくくなるため、適度な量を見計らう。
(3) 目地部に沿って絞り出すようにして充填する。仕上げ面より若干厚く付けておく。
(4) 乾燥具合を見計らい、硬めのホウキやブラシなどで目地の方向に沿って表面を薄く削り取るように掃き均す。削った時にブラシ等にモルタルが粘り付かないタイミングが良い。
(5) タイルに付着したモルタルは、軟らかいうちに水を固く絞ったスポンジで除去する。このとき、充填したモルタルが濡れないように注意する。

2. 養生
施工後、シート掛けなどの養生を講じ、水濡れや凍結などから保護できる処置を施す。

◆目地詰め施工要領 塗り目地工法
1. 目地詰め
(1) ドライアウト防止のため必要に応じて目地部に水湿しを行なう。
(2) 練り混ぜたブリックモルタルを、ゴムコテでタイル面から押さえるように目地部に塗り込み、目地内部に空隙が残らないよう繰り返し充填する。
(3) 目地詰め後、乾燥具合を見計らい、スポンジに一度水を含ませて水が出なくなるまで固く絞り、タイルの表面を一度荒拭きして汚れを軟らかく戻す。
(4) スポンジのきれいな面で目地の通りに対して斜に拭き取る。
(5) 汚れたスポンジは水洗いを行ない、(4)の拭き取りを繰り返す。
(6) 拭き取り後に目地表面に浮き水が残存していると色ムラの原因になるので、浮き水が残らないよう注意する。
(7) 場所によって拭き取るタイミングに差がでると、色ムラのでる恐れがあるので注意する。

2. 養生
施工後、シート掛けなどの養生を講じ、水濡れや凍結などから保護できる処置を施す。
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