建材情報まとめサイトすまいリング
掲載:2019年09月25日 更新:2024年02月29日

【グローバル設計✕東京木材企業】保育所を「ハッピー」な空間にしてくれる!玩具のようなフローリング

グローバル設計 ✕ 東京木材企業
株式会社グローバル設計
株式会社グローバル設計
代表取締役所長 管 哲生
東京都調布市仙川町1-15-47 ひなたビル
TEL:03-3300-0081

調布市を中心に、集合住宅・商業施設等多岐にわたる建設設計を手がけています。お客様のニーズを把握し、安心して事業がスタートできるよう、『事業収支の検討』などもご提案させていただいております。
東京木材企業
東京木材企業株式会社
東京都江東区新木場1-8-12
TEL:03-3521-6141

新木場で育ってはや40年。知識、創造性を求められる時代で、私たちは常に面白いことにチャレンジしてまいりました。木材の輸入・買い付けから製材加工まで、クオリティの高い製品をお届けいたします。
東京木材企業株式会社の製品はこちら
0歳児から就学前までの小さな天使たちを預かる保育園のデザインを手掛ける設計事務所と木材一筋40年の老舗木材メーカーとのマッチングは、「ハッピー」というキーワード。子どもさん達の豊かな想像力と優しい心を育む環境づくりに向けて、それぞれのエキスパートがアイデアを膨らませ完成させた夢あふれる空間について担当者に語っていただきました。


株式会社グローバル設計(設計事務所)

子どもたちの記憶に働きかける空間を実現したい

グローバル設計: 「ハッピーに」からスタートした今回の保育所のデザインでは、どこか「くすっ」と微笑んでしまう、玩具のようなモチーフを、安全かつ機能的に並べることから始めました。
シロナガスクジラと同じ約34m大の生物のような平面形へのビルイン保育所の計画でしたので、そこへ、フルーツのような形だったり、人型だったり、保育所運営事業者様のロゴの雲だったり・・・子どもたちの記憶にも働きかける、さまざまな形が賑やかに集まったものにしようと考えていました。


ハサミで切りぬいたようなフローリングに一目惚れ

グローバル設計: 同社の製品は確かにジグソー型なのですが、ジグソーパズルというよりは、子どもたちがハサミで切り抜いた人型のような、愛らしい形を彷彿とさせます。この形に一目惚れだったといえます。
また、同社が材木問屋としての歴史から、豊富な知識と、素材の確かな安心感が、本件のパートナーとしての決め手だったといえます。
東京木材企業のデザインフローリング こだわる「楽」


素材の高級感が表れつつもユーモラスな領域が生まれた

グローバル設計: 裸足にもやさしい木材の感触をふんだんに使用した屋内空間と、そこにマッチした工夫を試行錯誤しました。インテリアそのものを遊具とするアイデアから、その他の材料とする案も検討していました。
東京木材企業さんのジグゾー型パズルのモチーフは、玄関ホールの壁装タイルでも採用しています。 個々にクリアランスを取る必要があるので、端部での調整に苦労しました。
また、他の仕上げとの取り合いに工夫が必要でしたが、エンドパーツを作ることで解決しました。 形に目が行きがちですが、肉厚な表層の触感は、素材本来が持つ高級感が表れています。子どもさんたちがこの形に気づいたかどうか、まだヒアリングしていないのですが、「くすっ」とさせることには成功したのではと想像しております。大変ユニークでユーモラスな領域が生まれました。
ジグソー型フローリングは形に目が行きがちですが、肉厚な表層の触感には高級感があります。


東京木材企業とのお仕事はいかがでしたか

グローバル設計: 創り出していく過程の会話のキャッチボールは、アイデアが膨らんでくるクリエイティブな時間になりました。当方のリクエストにも柔軟に応えてくださり、関係者の思い が形となるものができあがり、感謝しています。


東京木材企業株式会社(メーカー)

グローバル設計とのお仕事はいかがでしたか

東京木材企業: 最初に、ご担当の柴田様より建材ナビを通じて新規お問い合わせをいただきました。  保育園のフローリングでジグソーパズル型を検討されているとのことで早速サンプル作成に取り掛かるのですが、商品として試作段階ということもあり協力工場の担当者とお伺いし、寸法、形状、仕上げ、収まりまでアイデアをいただきながら打ち合わせさせていただきました。


製品を採用された保育園へのご感想をお聞かせください

東京木材企業: 内外装に木材をふんだんに使用されている保育施設になっておりまして、中でも遊び心のあるジグソーパズル型のフローリングが採用されたことに非常に満足しております。小さな園児さんたちに喜んでもらえれば幸いです。


製品へのこだわりなどをお聞かせください

東京木材企業: 今回のようにお客様のアイデア、ご要望に沿って木材の素材を生かした物作りが可能であることです。これからも新しいチャレンジに取り組んでまいりたいと思います。
STORY
プロジェクトストーリー
建材ナビを通じて設計士と建材メーカーはどのようにしてコラボに至ったか。プロジェクトはどう完結したか。両社のインタビューを紹介しています。
先月よく読まれている記事
0123
【国藤産業 ✕ 中央ビルト工業】改修工事現場の外観にもこだわりを
【studio acca✕杉孝メトログリーン】ドラマティックに共用部を出演するメンテフリーの「緑」
【シアーズホーム ✕ アネビー】家族みんなが楽しめる「遊び環境」をショールームに
【タカホームサービス ✕ 西尾レントオール】国際バスケット連盟(FIBA)公認のスポーツコート施工
【新潟ヒロタカ ✕ 竹六商店】マンションの最上階に存在する日本の伝統文化の神髄「天空の茶室」