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掲載:2023年10月06日 更新:2024年02月06日

失敗しない物置の選び方ポイント!

家の収納に限界を感じた方は、庭に物置を設置してみてはいかがでしょうか。
物置を賢く使うことで、自宅の収納の幅が広がります。

本記事では失敗しない物置の設置方法について解説します。 自宅に物置を導入したい、初めて物置を導入する方必読です。


1.物置で最低限知っておくべきこと

物置設置を検討している方が最低限知っておくべきポイントが3つあります。
物置選びをする際には次に紹介する3つのポイントをチェックしておきましょう。

ポイント1 | 物置に必要なスペースを把握しておく

物置は設置するために最低限確保すべきスペースが必要です。
設置時には次の諸条件を満たすようにスペースを確保しましょう。

作業スペースを確保

壁から10〜20センチスペースを空け、作業スペースを確保します。作業スペースを確保しない状態で設置してしまうと、メンテナンス工事の際に作業員が作業できない可能性があります。

物置を絶対に置いてはいけない場所は、排水マス・室外機近くです。
配管近くに物置を設置すると、メンテナンスの作業ができなくなる恐れがあります。 排水マス、室外機など作業員が作業を必要がある設備の近くは極力避けるようにしてください。
物置と壁の間に大人1人が出入りできるスペースを確保してください。

コンクリートブロックを設置

雨や土から守るために、水平な場所にコンクリートブロック(10〜20cm)を設置します。
DIYでおこなう際はコンクリートブロックの購入をしてください。

ポイント2 | 物置を置いてはいけない場所

物置を置いてはいけない場所があります。風通しの悪い不安定な場所です。
風通しの悪い場所に設置をすると、サビや変色が発生しやすくなり、劣化が早まる恐れがあります。 ベランダ、地盤の柔らかい場所、屋根から雨水が直接落ちる場所も注意が必要です。

ポイント3 | 扉の種類を把握する

物置を設置する際は、扉の種類も把握しておきましょう。
扉の種類を把握することで、賢い収納が可能です。

2枚扉タイプ

物置の定番といえば、左右どちらかでも開閉可能な2枚扉タイプです。
扉の開閉スペース分を確保する必要がないため、狭いスペースでも楽に設置できます。 設置場所を選ばずさまざまな用途で使用したい方は2枚扉タイプの物置がおすすめです。

3枚扉タイプ

2枚扉タイプよりも大きいサイズの物置を選びたい方は、3枚扉タイプを選びましょう。
左右どちらにも開き、中央部の収納物の出し入れも楽にできます。

観音開きタイプ

整理整頓を重視するのであれば、全面開口タイプの物置がおすすめです。
物置の中を綺麗に整頓できるでしょう。 注意すべきポイントは、扉を開くためのスペースを設置時に計算する必要があります。

2.失敗しない物置の設置手順を紹介

選び方を理解したところで、設置手順を学びましょう。
物置を設置するための設置手順を紹介します。

STEP1 | 物置の使い方を検討してみる

「物置は収納に必要だと思うし、買っておくか」という理由で決めてしまうと、物置選びで失敗する可能性があります。 購入した物置をどのように使うかを事前に決めておきましょう。 どこに設置し、どのようなものを収納するかを決めておくと最適な物置を選べます。

収納するものをリストアップする際には食品や高級な家財など熱や湿気に弱いものは避けるようにしてください。 ガーデニング用品、自転車、プール、キャンプ用品、子どものおもちゃなど物置に置いても良いものを選びましょう。

STEP2 | デザイン・サイズ・用途で選ぶ

物置を購入する際は、デザイン・サイズ・用途で選びましょう。
最近はカラーバリエーションが豊富なだけでなく、おしゃれなデザインの物置も登場しています。 適切なサイズの物置を選ぶために、使用用途をあらかじめ決めておきましょう。

自転車やタイヤなどを収納する際は、必要なサイズはどの程度かを把握しておくことをおすすめします。

STEP3 | 物置を設置する場所を決める

物置は設置後簡単に移動させることはできません。どこに置けば良いかを考えて、設置を検討しましょう。
設置場所は、導線を意識しておくことが重要です。

・ガーデニング用品を収納するのであれば、に隣接する
・キャンプ用品、自転車などを収納するのであれば駐車場隣に設置する

上記のように無駄な導線にならないように配慮して最適な場所を選びましょう。

STEP4|業者かDIYを検討する

最適な物置を選択後、設置工事方法を検討します。業者に依頼をすることで安心して設置できるでしょう。

DIYで設置する場合は、物置とコンクリートブロックをつなぎ止めるアンカー工事をおこなう必要があります。 アンカー工事を省略して設置すると、災害時に転倒してしまう恐れがあるので注意が必要です。
DIYに慣れていない方は安全に設置できる業者に依頼をしましょう。

3.おすすめの物置

物置を選ぶ方のために、おすすめの物置をご紹介します。
どの製品を選ぶべきかわからない方は、参考にしてください。

NEWエスモ

物置の定番商品といえば、淀川製鋼所のエスモ。従来のシンプルなデザインを引き継ぎながら、エッジを効かせたシャープな印象です。 住宅の外観と統一感がとれるよう、カラーバリエーションが5色に増加。独自開発の木目柄2色も加わりました。

高さ1300mm、1600mmタイプと選択肢も多く、住宅の広さに合わせた物置を選択できます。

おしゃれな物置はこれ!|ペインタ

小型、中型の物置を設置している方でおしゃれなデザインを検討している方は、ペインタがおすすめです。
有機顔料インクを使用し、さくらのようなやわかいピンク、若葉の爽やかな緑、森の深い緑を再現できます。イラストと実写を組み合わせてデザインを手がけるため、お客様が求める多彩なデザインの再現も可能です。

まとめ


物置の選び方とおすすめの商品を紹介しました。ここ最近は物置もデザインもおしゃれなものにアップグレードしています。

建材ナビには、本記事で紹介した製品以外にもさまざまなバリエーションの物置を用意しております。 この機会にぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。





著者(山口 晃平)プロフィール

本職は、エンタメクリエイター。
知人のエクステリア界隈の記事執筆を機に、エクステリア界隈に興味を持つ。
現在は、エクステリア系専門誌の記者としても活動中。
展示会が好きです。







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