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建築家インタビュー
  • 掲載:2011年04月06日 更新:2024年12月06日

自然素材を用い夏を快適に過ごせる家を設計するのが持ち味です。
株式会社シンクロアーキテクツ 仲吉厚志

株式会社シンクロアーキテクツ
株式会社シンクロアーキテクツ 仲吉厚志
株式会社シンクロアーキテクツ
仲吉厚志(なかよしあつし)
代表・一級建築士

〒187-0002
東京都小平市花小金井7-12-1 エクシオ花小金井102号
TEL:042-346-2276
【経歴】

1966年
沖縄県 石垣島生まれ
1989年
東海大学 工学部 建築学科 卒業
1992年
ICS college of art's 卒業
1992年
東京都内設計事務所に入社
飲食店舗・住宅・録音スタジオ等の設計に携わる
2000年
一級建築士事務所シンクロ設計 設立
2012年
都内設計事務所勤務
2014年
シンクロアーキテクツ​一級建築士事務所 設立
​​2017年
株式会社シンクロアーキテクツに改名

【入賞・掲載歴】

1992年
第27回セントラル硝子国際デザインコンペ入賞
2002年
主婦の友社 プラスワンリビング 2002年 NO.20 8月号 練馬の家 掲載
2004年
ブルータス 2004年 1月15日発売号 新橋共同住宅 掲載
2022年
令和4年度 木材利用優良施設等コンクール 優秀賞
2023年
令和5年度 木材利用優良施設等コンクール 優秀賞


仲吉先生の最も得意とする、設計またはデザイン分野はございますか?

一般住宅、店舗、音楽録音スタジオなど幅広く手掛けています。木造、鉄骨造、RC造と構造を選ばず、予算や状況に対応して柔軟な提案を行います。自然素材を用い、素材の対比で空間を表現しつつ、夏を快適に過ごせる家を設計するのが持ち味です。




設計・デザインされる上で、お客様からの要望、注文などが出ると思いますが、どんな内容が多いでしょうか?

狭小敷地にできる限り広く住宅を建てたい、開口部を前後の開閉ではなく引戸にしたい、キッチンは対面キッチンで、などというご要望をよくいただきます。変わったところで、最近では花粉対策のための室内干しスペースがほしいなどというご注文もありました。たとえ、難しい注文でもその奥にあるバックグラウンドを理解する事によって解決方法はいくつか提案する事が出来ると考えています。




一般ユーザーさんに対して良い家を建てるために設計士として何かアドバイスがあれば教えて下さい。

まずは家族間でこれから10年~20年の人生設計の話し合いを持つ事ではないでしょうか。




今まで請けた設計・デザインの仕事の中で、先生ご自身が、興味が持てた・非常に面白かった、やりがいがあったなどと思われた案件はありますか?

私の生まれた沖縄(石垣島)で住宅の設計を初めて行ったときです。 地元出身の私でも建築を取り巻く環境(気候・インフラ・人々)が東京とはことごとく違い、苦労もしましたが、改めて建築をしているという意識に立ち返る事が出来ました。



住宅または店舗の設計・デザインをする上で今までメーカー製品で素晴らしい製品だったと思われた物は何かありますか?

素晴らしいと思った製品は、ハーフユニットバスですね。どうしても、木造に使う浴室はコストや防水の関係でユニットバスが多く、それまでは既製品に頼っていましたが、そのハーフユニットバスを使う事で浴室にもデザインの可能性が増えました。



設計士・デザイナーとして、建材を開発・製造し提供されるメーカーさんへのご要望・注文などありましたら是非お伺いしたいのですが。

金属は金属らしさ、タイルはタイルらしさ、石は石の素材の質感を損なうことなく、その素材の良さを引き出した製品つくりをお願いしたいと思います。



これまでご使用になったもので特に気に入られた材料というものはありましたか?

私は、素材を求めてパリに渡航するなど、素材の調達ルートの開発なども積極的に行い、リノベーションやリフォームにおいては、設計と施工の両方を行うことで、施主の負担を抑える工事を心がけています。

これまで使用した材料で気に入っている物は、石垣島の住宅※①、長野ハウスで使用した石タイル※②です。天然物の素材感に勝るものはありません。
また、天然石で出来た洗面ボウルに照明を当てて素材感を浮かび上がらせたもの※③、 薄型LEDを使用して本来使用不可能な場所に間接照明が設置できた例※④も気に入っています。



設計士・デザイナーとして建築に携わられて、仕事にやりがいや喜びを感じられることもあると思いますが、それはどんな時でしょうか?

建物が完成する事によって新しいコミュニテイが生まれ、その関係がだんだん大きくなり、自分もその中に参加させていただいたり、予期せぬ出会いを誘発したりする事です。



今はまだ出来ないけれどいつかこんな仕事をやってみたいというものがありますか?

そうですね、機械設備に頼らない建物創り、住み手がある程度自然を受け入れ、自然とうまく付き合える住宅、適度な改修を経て存在し続ける建物(サスティナブルデザイン)の設計を目指しています。




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