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先日、本年度の土地公示価格が、住宅地・商業地とも3年ぶりにマイナスに転じたと発表されました。これには世界同時不況による外資ファンドの撤退や資金調達環境の悪化、日本の実質経済の縮小による買い控えなどが影響していると思われます。 こんな時代に少しでも、住宅需要を喚起して行くためには、例えば、中古住宅・マンションなどにおいても、売り手の都合でリフォームしたものを販売するのではなく、購入者が提示価格の範囲内で自由に選べるリフォームデザインとのパッケージメニューを提案するなど、顧客ひとりひとりの個性を尊重した販売が必要ではないでしょうか。昨今の消費者は、ひと昔前のように「皆が買っているから、皆が持っているから、ウチも・・・」ではなく、自分だけの「オンリーワン」に、特にこだわる方が増えているように思います。 今回のSPACE DESIGNでは、そんな「オンリーワンの空間」をクライアントやスタッフとともに創り上げて行くことに喜びを感じ、情熱をかたむける建築デザイナー・渡邊裕樹氏にお話を伺いました。 |
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| ■私たちは、モノ・コト(デザイン)づくりをしていく中で一番感じることがあります。 0から1(無から有)産み出す時にどのような過程(プロセス)で産み出されたかが本当の意味で大事であり出来上がったものの表面的価値よりその形に成りえるまでの苦労や喜びそして感動する事が大切だと思います。 その体感過程があるからこそ形になったモノの価値は人の心感に伝わっていくのだと思います。そして、モノ・コトづくりは私たちだけでは何も産む事はできません。 そこには、クライアント・施工業者などそのプロジェクトに関係する人達の想いが繋がり合う事でどこにもないオンリーワンのモノ・コトづくりが出来るのだと思います。 このような想いを持つ「エリアコネクション」に共感してくれるスタッフやクライアントに出会い、そして共にプロジェクトを進めることが何よりの幸せであり、明日への原動力になります。 |
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■「どうすれば繁盛店ができるか?」という最も難しい要望が多いと思います。 この課題は、私にとってもクライアント様にとっても永遠の課題であり100%流行る店舗をつくる事はまず無理でしょう。こう言ってしまえば話しは終わってしまいますが私が常にクライアント様にお話ししている事は「100%という確立に近づけていくお手伝いは出来ます。」基本的にお店は複合的要素が絡み合ってそれが成り立ったとき繁盛店として確立します。それは、空間が良くてもサービスが悪ければ成り立ちません。私はそれらの様々な要素のバランスが大事だと思います。その本質を探り今までの経験を活しクライアント様の考えとリンクした時に本当の意味での繁盛店が出来るのだと思います。 |
| ■クライアント様の考え想いが揺らいでいる時は苦労します。 これは決して迷う事に対して否定しているのではありません。言い方を変えればクライアント様と恋愛が出来ていない状態の時が最も苦労するという事です。 私はあくまでデザイナーであり私だけでは何も始まりません。そこで私がデザインをする上で最も大事にしている事はクライアント様とモノを造り上げていく時の環境づくりです。そこさえクリアできればいいお店は必ず出来ると思います。 |
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■難しい注文、無理な注文はあって当たり前と思っています。私が逆の立場でも同じようにすると思うし、それは、オーナーも必死だからあって当然。それよりその難題をどうやってクリアしていくかを考えると楽しくもあるしそれがクリアできた時にオーナ-と喜びを分かち合えると思うとワクワクしてしまいます。 |