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  • 掲載:2019年06月01日 更新:2019年06月01日

居心地の良い空間を演出し、一歩先をいく未来を見据えた植栽空間を提供します。

株式会社トシ・ランドスケープ
株式会社トシ・ランドスケープ
中村雅俊(MASATOSHI NAKAMURA)
樹木医・1級造園施工管理技士・1級造園技能士
〒150-0013
東京都渋谷区恵比寿3-9-12
TEL:03-3442-8491

Toshi(都市の住環境)におけるLandscape(景観・風景)を、グリーン・マネージメント/Green Management(植栽の育成管理・植栽資産への付加価値管理経営)を通じて、少しでも緑が好きな方のお手伝いができればと思っております。
計画/プランニング・植栽管理メンテナンス・専門業務(樹木医診断・土壌調査・高木管理・特殊伐採・コンサルティング)までを自社スタッフで一貫した管理を行っております。当社では、欧米で発展してきたアーボリカルチャー/arboriculture(樹木学・樹芸学)の専門技術・知識を植栽管理に積極的に取り入れています。
トシ・ランドスケープはグリーン・マネジメントにより、建物に付加価値をもたらすだけでなく居心地の良い空間を演出することをお約束します。私達はこうした取り組みの積み重ねが建物の景観をより良いものへと導いていくことを知っています。一歩先をいく未来を見据えた植栽空間を提供します。

<経歴>
1981年 東京都渋谷区恵比寿 生まれ
目黒区自由が丘の造園会社で庭造り・植栽管理を学ぶ
2018年 株式会社トシ・ランドスケープ 設立


樹木の魅力をお客様と共有できるようにお伝えしていきたい

造園の仕事に興味を持ったのは庭造りでした。しかし庭造りで樹木を植栽しその後管理していく中で、植栽してお庭が完成した時が完成形のような風潮があることに違和感を覚えました。建築の構造物とは違い、樹木は植栽された時がスタートです。そこから何年もかけて建物や周辺空間と調和して素晴らしいものになっていく魅力に気付いている人が少ない事が分かりました。 植物は四季の移ろいの中で、様々な表情を見せてくれます。そのような植物を剪定など管理する中でどんどん植物の生態に興味が増して、木のお医者さん「樹木医」の資格を取得し現在に至ります。これからは樹木の魅力をお客様と共有できるようにお伝えしていければと思っています。



木のお医者さん「樹木医」として大切にしていること

数年・数十年後の姿をイメージしながらお客様と植栽する樹木を選び育て管理していく。そんな当たり前のことを当たり前のようにやっていきたいと思っています。植物にも流行り廃りがあります。その中でも植栽する場所の日照や土壌、近隣環境など様々な環境を考慮し選ぶ必要があり、お客様に適切にアドバイスするようにしています。
また街中の木々は、ブツ切り剪定が横行しています。せっかくの緑の素晴らしい景観が台無しになるだけでなく、ブツ切りにされた所から腐ってしまったり枯れてしまったりと樹木が危険な状態になってしまいます。一年を通じて綺麗な状態が長持ちでき何年後も見据えた手入れをする為には、枝先をあまりいじらず透かしを基本とした自然風剪定の技術が必要不可欠です。


樹木も生き物。良い土でのびのびと育ててあげてほしい

流行りの樹木というと、シマトネリコ、カツラ、シルバープリペットなど、植栽したての時は見た目が涼やかで柔らかい雰囲気で設計デザイン上もお客様から人気です。但しとても生育旺盛なので数年してしっかり根付いた後は、年に1回の剪定ではとても大きさを維持できず、ブツ切り強剪定で見るも無残な姿に・・・というのを街中でよく見かけます。
お庭にしっかりとしたスペースがあり、のびのびと育てられれば上記の樹木も大変魅力的です。樹木は生き物です。一度そこで根をおろしたら簡単に移動はできません。是非とも設計段階で年間の手入れの予算感や生育目標(どんな大きさにしようか)など十分に検討なさってください。
また、植物は土が全てです。建物周辺では建設ガラ混じりや、元の土質が悪く水がはけにくいなど後から判明するトラブルが往々にあります。土が良くなくては根が伸びられず、元気に生育することはできません。建物を建てる時には植栽する周辺にはぜひ良い土を準備してもらうようにご相談ください。



施工事例

ARCHITECT
設計士インタビュー
シーズン毎で取材させて頂いている設計士へのインタビュー記事です。2007年秋にスタートして四半期毎に新しい記事の更新をしています。住宅、集合住宅、商業施設、公共施設など設計士の体験談をお楽しみください。
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