「AICA施工例コンテスト2023」結果発表

応募総数336点、最優秀賞は「巡る間」(tyfa/Takaaki Fuji + Yuko Fuji Architecture, Areano Inc.)に決定!

アイカ工業株式会社は、当社商品を採用した建築事例を対象とした「AICA施工例コンテスト2023」(募集期間:2023年7月10日~9月25日)を開催し、応募総数336点より、最優秀賞1点、優秀賞3点、入選4点をはじめとする計22点の受賞作品を決定しました。
最優秀賞には、多機能建材「モイスTM耐力面材」を効果的に使用したtyfa/Takaaki Fuji + Yuko Fuji Architecture, Areano Inc.の「巡る間」が輝きました。
今回で10回目を迎えた当コンテストは、設計やデザイン業務に携わる方を対象に、当社商品について理解を深めていただくとともに、建築文化の向上・発展への貢献を目的として、2012年より開催しています。今回もデザイン性や発想力に優れた作品が入賞し、当社商品の新たな活用例の発掘の場となりました。
なお、審査委員の講評結果や各作品のコンセプトを、こちらの「TECTURE MAG (テクチャーマガジン)」記事にてご覧いただけます。

 
<受賞作品>最優秀賞
「巡る間」
tyfa/Takaaki Fuji + Yuko Fuji Architecture, Areano Inc.
撮影:関 拓弥
採用商品:モイスTM耐力面材(外壁下地・内壁)


 
【〈巡る間〉コンセプト】
将来拡幅が予定されている都市計画道路に面し、建物が寿命より先に解体される可能性がある敷地において、容易に解体でき、移築可能な木造住宅、そしてそれが独自の空間性を生むことを目標に設計した。
ホームセンターでも入手可能な3種類の規格木材をボルトで固定するのみで成立しており、組み立て・解体の際に特別な技術は必要ない。部材もすべて手で運べる重さである。仮に移築されなかったとしても、ほぼ規格材のままなので、容易に再利用することができる。
内装仕上げ兼外壁下地として、断熱性や遮音性が高く、構造材にもなる「モイスTM耐力面材」を用いている。
外壁は、モイス上に外断熱を施し、古来より風呂桶などで使われている水に強いサワラ材にて仕上げた。室内側はモイスが温湿度を調整し、表面の鉱物が光を増幅し、快適性や省エネルギーに貢献する。簡単なつくりの住宅だが、HEAT20のG2の外壁断熱性能を達成している。
合わせて環境シミュレーションによって、逗子の地形形状(谷戸)を生かした光・風を、3つのハイサイドライトから取り入れることにした。
モイスの多機能性が成立させた新しい形式の住宅である。(tyfa/Takaaki Fuji + Yuko Fuji Architecture, Areano Inc.)



▲審査委員の顔ぶれ(左から、長谷川 豪、吉村靖孝、石上純也、岩塚祐二の諸氏)


[審査委員長 石上純也氏 講評]
今回、アイカ工業の製品を使用した建築物をいろいろとその事例として見させていただきとても楽しい時間だった。特に最優秀案は、これからの建築のあり方の1つの方向性を感じるものがあった。こういう作品を見ると、僕たちの周りに存在するあらゆるものが、建築の可能性を切り開く要素になり得るのだということに気づかされる。
工業製品は一定の利用の仕方を想定して開発されているが、その想定を超えて、建築という創造的世界のなかで新しい価値をつくり出していくことが建築家の役割だと思う。その結果生まれる建築によって、僕たちの生活やそれをとりまく環境がやわらかく変化し、緩やかな持続性とともにやさしくつくられていく未来のあり方を考えていけたらよいなと思っている。今回の最優秀案があったことによって、そのような希望を抱くことができ、本当によかったと思っている。


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TECTURE MAG (テクチャーマガジン)記事はこちら

AICA施工例コンテスト2023特設サイト


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出典:アイカ工業株式会社 建材ナビ・スタッフからのコメント 今年で10回目の開催となったAICA施工例コンテスト2023。店舗や住宅、オフィスなど336点のご応募がありました。最優秀賞はモイスを使用した新しいカタチの住宅です。他の入賞作品もアイカ製品の良さを生かしたアイデアがつまった素晴らしい作品ばかりですのでぜひチェックしてみてください。
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