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この質問は解決済です。
2011-12-29 11:14:17
ガルテクト葺き方
キーラ さん
築20年の劣化したカラーベスト(105m2)上にガルテクトを重ね葺きしました。遮音・断熱効果ともに向上し、実用上は助かっています。問題ありません。
しかし、業者がガルテクトの破材率を少なくせんとしたのか、重ね部が揃っておらず、美観がよくありません。
私はすっかり通常のカラーベスト他の屋根材と同様、綺麗に各段おきに重ね部が揃うものと思っていましただけに、非常に落胆しています。
不揃いの重ね方に今後問題は発生しないのでしょうか。
又、後日修正が可能なのでしょうか。
お教えいただければ助かります。
回答
回答数
2
【回答1】
営業部担当者 さん
質問内容の葺き方は、階段葺き(別名:まわし葺き)という葺き方だと思います。
階段葺きは、屋根本体の端材率(ロス)は少ないですが、ジョイント部の配置位置の規則性がない葺き方となります。
この葺き方でも、各部の納まりが標準施工方法の通りされていれば、問題はありません。

また、隔段おきに重ね部が揃う葺き方を、一文字葺き(別名:ちどり葺き)といいます。
これは、屋根センターなどにジョイント部を割り付けしてから施工する方法で、ジョイント部の配置位置が規則的になります。
一文字葺きは、屋根本体の端材率(ロス)も多くなり、割り付けや切断などの手間も多くなるため、一般的には、階段葺きより工賃も高くなる傾向にあると思います。

現在の階段葺きを一文字葺きに修正するには、張り替えが必要となります。
【回答2】
キーラ さん
有り難うございました。
技術的な問題がなければ、敢えて葺き替える必要はありません。美観上も、不揃いなジョイント部がそれほど目立つ状況でもなく、又、ガルテクト独得の色合いも美しく、現状で様子を見たいと思います。

その時が参りましたら、次回は予め本格的にプランを立てて臨みたいと思っています。

有り難うございました。

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