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2011-01-09 11:30:23
樹脂サッシについて
うたおか さん
樹脂サッシを採用しようかどうかについて悩んでいます。施主さんは結露がいやだという理由で、樹脂サッシを採用したいようなのですが、ちょっと気がかりなことがあります。あまり、カタログなどをみても、書かれていないことなのですが、冬場、暖房によって室内の温度が上がり、飽和水蒸気量も増えると思います。高気密高断熱といっても、長い時間がたてばやがて室外の温度に影響され、露点温度まで室温が下がれば、空気中の水蒸気はどこに結露するのだろうか?という疑問です。
もちろん、断熱の仕様によっては、外気の温度低下に連動する前に、次の日の日差しによって室内の温度がほぼ一定に保たれるような超断熱のような例外的な家もあるのでしょうが、現実的な予算での話なので、実験住宅のような話はあまり想定してほしくありません。
また、使う暖房器具にも大きく関係すると思いますが、長い目で見たときに、施主さんが石油ストーブを使うことも想定しています。
個人的な感覚では、結露する場所を探している水蒸気が、窓で結露することができないと、他の場所で結露するような気がするのですが、そのような心配は必要ないのでしょうか。長くなってすみませんが、中学生レベルの学力でも理解できるような回答を待っています。
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【回答1】
担当者 さん
こんにちは。

クレトイシ株式会社の担当者です。

結露が発生しやすい箇所は、窓以外にも壁・床・押入・天井などの表面及び内部があります。(外気の冷たさが伝わりやすく、湿気が溜まりやすいところ)

ご存知の通り、結露は「空気中の水蒸気量が多く、温度が低い」ことに起因しますので、以下2点が基本的な結露対策になります。

1.湿気の発生を抑え、換気などで湿気を溜めないこと

2.家全体の断熱性を高めること

冬場、家の熱が流出する割合は開口部からが約半分と言われてますので、窓の断熱化が結露対策の第一歩と言えるでしょう。

樹脂サッシを採用する効果は非常に大きいですが、換気など他の対策も併用することをお奨めします。

よろしければ弊社HPもご参照下さい。
クレトイシ株式会社 建材事業部
http://www.kgw.co.jp/dv/bm/index.html

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