Special Interview for Architects
2017年 春号

【THE SPACE DESIGN】では、これからの住宅や商業施設における設計、デザインの動向を知り、そこで使用されるさまざまな建材アイテムの方向性を探るため、設計士、建築デザイナーを中心とするプロフェッショナルの方々に取材してまいります。

『商環境の設計は、ただ美しい箱を作りだすためのプロセスであってはならない』
クライアントに十分な利益を生まなければ成功とは言えないということです。

マツヤアートワークス設計部
KTX archiLAB

松本 哲哉(TETSUYA MATSUMOTO)

一級建築士 第450383号

〒670-0034
兵庫県姫路市船丘町298-2日新ビル2F

TEL:079-296-3696  FAX:079-294-5623

経歴
1976年 兵庫県姫路市生まれ
1999年 大阪芸術大学 芸術学部 建築学科
2001年 大阪芸術大学 大学院 デザイン制作研究専攻
2001年 大阪芸術大学 大学院 デザイン制作研究専攻 研究員
2001年 株式会社マツヤアートワークス一級建築士事務所 入社
2006年 同社 取締役設計部長
2017年 韓国国際デザインアワード審査員
2017年 アジアデザインプライズ審査員長

建築家として一番大切にしていることを教えてください。

『商環境の設計は、ただ美しい箱を作りだすためのプロセスであってはならない。』私達の設計に対する考え方です。
より大きなベネフィットを生む建築を創り出し、投資に見合う利益を還元するビジネスツールを我々は設計しています。建築設計からインテリアの空間デザイン、グラフィックに至るまで、あらゆるデザインを一貫してコントロールすることでクライアントのビジネスに強力な付加価値を生み出しますことを目指しています。


得意な分野はどんなものですか?

 商環境設計を専門分野としています。店舗やショールームなどの商業施設がメインですが、最近では病院やクリニックなど医療関係の設計も増えつつあります。医療施設も広い意味では商環境に含まれると考えています。
 商環境専門の設計事務所として、常に意識していることは、我々の設計するものが商業施設である以上、設計した施設がクライアントにじゅうぶんな利益を生まなければ、我々の設計は成功したとは言えないということです。いくら美しい建築やインテリアを設計したところで、それがクライアントのビジネスに寄与しなければ何の意味もない。
 クライアントのビジネスツールとしてしっかりと機能するものを設計するためのポイントは、「戦略をデザインする」ということ。クライアントの「経営戦略」と我々の設計を必ずリンクさせるということです。


今まで請けた設計の中で、やりがいのあったものはどんな案件でしたか?

 松尾学院様の東進衛星予備校校舎の設計を長年継続的に担当させて頂いてます。
 毎回新しいデザインをご要望頂き、新しい挑戦をさせて頂けるので、やりがいがあり、デザインスキルを鍛えることができるお仕事です。


現在、進行中のプロジェクトがあれば教えてください。

 オフィス新築計画(546㎡・兵庫県)、ラケットショップ新築計画(440㎡・兵庫県)、カフェバー内外装(神奈川県複合施設内)、クリニック内装(兵庫県医療ビル内)、予備校校舎内装3校(大阪府・兵庫県)、回転寿司店改装(兵庫県)、精肉店改装(京都府) 新築からインテリアの改装まで、大小様々ですが、常に10案件程を同時に進めています。

仕事にやりがいや歓びを感じる瞬間を教えてください。

 設計させて頂いた施設に利用者が溢れ、クライアントはもちろん利用者の方々にも満足頂いている様子を見たとき。また設計させて頂いた施設から5周年・10周年と変わらず継続して営業を続けているというご報告を頂いたとき。

設計事例