建材情報まとめサイトすまいりんぐ
ARCHITECT
建築家インタビュー
  • 掲載:2024年10月23日 更新:2024年12月12日

コンセプトの普遍性を重視して設計し、トレンドを取り入れる際は全体のデザインにどう貢献するかを検討する
竹本卓也建築研究所 竹本卓也

竹本卓也建築研究所 (Takuya Takemoto Architects)
竹本 卓也
竹本卓也建築研究所 (Takuya Takemoto Architects)
竹本 卓也(たけもとたくや)
一級建築士

〒560-0045
大阪府豊中市刀根山4丁目5番14号
TEL:06-7223-3862
1986年 大阪府生まれ
2008年 近畿大学理工学部建築学科卒業
2007年〜10年/12年〜 長瀬信博建築研究所
2017年〜 竹本卓也建築研究所

受賞歴
2019年 第5回 パイロシステム ガラス防火区画 デザイン・コンペ 準優秀
2024年 第6回 パイロシステム ガラス防火区画 デザイン・コンペ 佳作


経験や知識は実務と結びつけることで理解と成長を得られる

デザインや設計力を磨くためには、実際の設計プロセスを通じて日々試行錯誤を行い、その結果を図面に反映することが重要です。建築体験から得られる経験や、書籍雑誌で得られる知識は、実務と結びつけることで初めて深い理解と成長を得られます。

フィードバックの遅れがコミュニケーションの問題に繋がる

現場とのコミュニケーションで生じる問題は、質疑や施工図に関するフィードバックの遅れです。これに対処するためには、迅速な回答と確認が求められます。また書面や図面だけのやり取りでは不十分な場合があり、特に現場のスピード感に合わせて意思疎通を図るためには、スケッチや現場での即時対応が重用となります。


トレンドよりもコンセプトの普遍性をより重要視

現在のトレンドを無視するわけではありませんが、コンセプトの普遍性をより重要視しています。プロジェクトに必要な場合にのみ、トレンドを取り入れるよう心がけています。実際にトレンドを取り入れる際も、それが全体のデザインにどのように貢献するかを検討し、コンセプトに合致する形で取り入れるよう努めています。

建材メーカーに求めること

カタログからの器具(空調 換気 衛生 照明他)を選定するために時間と労力を弄しており、これが業務の負担となっています。以前に採用した器具が廃盤になり、その後継を選定する際にも時間がかかります。このため、メーカーには選定作業を簡略化するための情報提供や、より迅速で簡便な対応策の提供をお願いしたいと考えています。






SHARE


RELATED ARTICLE

アクセスランキング(ARCHITECT)
株式会社Old Kan 浦田晶平
懐かしくて古き良き感覚を大切にしつつも、トレンドは意識し長く残る空間デザインを心掛けています
Degins JP株式会社 窪田 茂
スピングルカンパニーが手掛けるスニーカーショップ「SPINGLE VINGO GATE」。 藍染めという歴史的文化をインテリアデザインに。
Degins JP株式会社 窪田 茂
クライアントとのディスカッションを重ねながらデザインのストーリーを形に
IGArchitects一級建築士事務所 五十嵐理人
持ち主が変わっても空間の持つ魅力を損なわない。そういう建築をつくりたいと思っています。
moca design office 岡本 大
富士山が見え、馬と視線を合わせて暮らせる家「With Horse」
SumaiRing最新記事
SPECIAL
株式会社日建設計 吉備友理恵
建材ナビジャーナルで取材した吉備友理恵氏がForbes JAPANが選ぶ起業家「NEXT100」に選出されました。
STORY
株式会社吉村靖孝建築設計事務 ✕ 株式会社パーフェクト・ウォッシュ
ひび割れしない、目地不要のシームレスが美しい人工大理石模様の床材
ARCHITECT
塚田裕之建築設計事務所 塚田裕之
住と工の重なる地域の風景に馴染むサスティナブルで人や地域に優しい工場
MANUFACTURER
三菱ケミカルインフラテック株式会社
「安全性・信頼性」を最優先に進化を続ける不燃性内外装材アルポリック™シリーズ
COLUMN
2025年開催|大阪・関西万博の会期後のパビリオンは?CLTパネルを含む建材の再利用の仕組みを解説
ARCHITECT
建築家インタビュー
シーズン毎で取材させて頂いている建築家へのインタビュー記事です。2007年秋にスタートして四半期毎に新しい記事の更新をしています。住宅、集合住宅、商業施設、公共施設など建築家の体験談をお楽しみください。