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公開日:2021/6/01   570回再生   

調湿シート(防湿・気密・透湿) メンブレン

調湿気密シートMENBRAINで夏冬の壁体内結露から住宅を守る

【特長】
■メンブレンは夏の透湿抵抗が小さい(水蒸気を通しやすい)「夏向き」な可変シート
6地域の沿岸部など、夏の水蒸気が多い地域で優れた性能を発揮します。

■夏向きな分、冬の透湿抵抗はやや小さめ
耐力面材に透湿抵抗の小さい材料を選ぶと冬型結露が防げます。

■結露計算は「耐力面材・断熱材・可変シート」の組合わせ
冬の室内温湿度、最寒期の外気温、夏の室内温度、夏の外気絶対湿度を総合的に判断し、建築地と暮らし方に合った外皮構成を見つけてください。

■可変シート『メンブレン』の防湿と透湿のしくみ

冬期…壁体内の温度、湿度共低く、室内の蒸気圧が高くなり、湿気が壁体内に侵入しようとします。
冬期の温度、湿度では、メンブレンの表層細孔は閉じたまま、室内の湿気を壁体内に入れる事はせず、防湿性が高いままになります。

夏期…壁体内の相対湿度が60%を超えますと、メンブレンの細孔が開き、温度と湿度の高い壁体内から、温度と湿度の低い室内に透排湿します。
壁体内の相対湿度が更に上昇すれば、メンブレンの水蒸気透過率も比例して上昇し、透湿性も高くなります。

■ハイブリッド『ダブル透湿・ダブル気密』と言う新しい考え方
木造住宅の躯体を恒久的にするには、湿度コントロールは最も重要な課題ですが、夏期の透湿技術と、冬期の透湿技術を分けて考える必要が有るように思います。

冬期…室内で発生した生活湿気を、防湿フィルムで壁体内に透過させないようにする事が重要です。
それは暖かく湿った空気が壁体内に侵入し、外気で冷やされる事で、壁体内結露を引き起こす要因になるからです。然し、石膏ボードを留めている釘が防湿フィルムを貫通していますし、室内の蒸気圧が高くなりますと、それらから湿気が壁体内に「漏湿」します。従って壁体内に侵入した湿気は、透湿・防水紙で外部にスムースに排湿させる事が必要になります。
室内側に施工した防湿フィルムで、壁体内への湿気の侵入を留め、何らかの理由で侵入した湿気は、透湿シートで外部に排湿させる。

夏期…通気層内の温度と湿度が上昇し、冷房している壁体内に向けて湿気が入り込もうとします。
従って外部に施工した透湿・防水紙で湿気の侵入を防止する事を考える必要が有ります。
同時に何らかの理由で透過した湿気は、壁体内に留め置く事無く、室内に透湿をさせる事が必要になります。外部の透湿・防水シートで「防湿」し、室内の防湿シートで「透湿」させると言う考え方です。

メンブレンを室内で使用して気密し、冬期は「防湿シート」として壁体内に湿気を入れず、夏期は「透湿シート」として壁体内の湿気を室内に透湿させる。
ウェザーメイト・プラスを外部で使用して気密・防水し、夏期は「防湿シート」として壁体内への湿気の侵入を防止し、冬期は「透湿シート」として壁体内に侵入した湿気を外部に排湿させる。
室内調湿シートとして「メンブレン」を使用し、外壁の透湿・防水シートとして「ウェザーメイト・プラス」を使用する事で、一年を通して「適湿」な壁体内環境を構築し、冬型結露、夏型結露共防止する『ダブル透湿』する事が出来ます。
外壁にウェザーメイト・プラスを使用して「外気密」し、メンブレンを使用して「内気密」する『ダブル気密』する事で、ハイブリッド「ダブル透湿・ダブル気密」する事が出来ます。

【製品概要】
厚さ:0.0508㎜(2ミル)
幅 :
8フィート W 2,540㎜x L 30.48m 77.42㎡/ロール
9フィート W 2,844㎜x L 30.48m 86.60㎡/ロール
10フィート W 3,149㎜x L 30.48m 95.90㎡/ロール
ロール長さ:30.48m(100フィート)
製品組成:ポリアミドフィルム調湿気密シートMENBRAINで夏冬の壁体内結露から住宅を守る

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