日本の銘石シリーズ

住宅 店舗 内装 外装
日本の四季の移ろいと伝統を楽しめる銘石シリーズ
美しい四季のある独特の風土が年月をかけて育てた和石。遥か昔より暮らしの中に根付いた石が各地域には存在します。情緒ある表情は、日本の美意識の一つでもある「侘・寂」を演出いたします。

【ラインナップ】
◆大谷石
大谷石は栃木県宇都宮市大谷地区で生産される緑色擬灰石です。
古くから日常生活に用いられ、火に強いことから煮炊きをするかまどをはじめ建物の土台石、敷石、土留め、蔵、倉庫などの積み石に使用される一方、火災から守るため、屋根石や、板蔵の貼り石として、外装、内装の建築用材ほか、様々な形で使用されてきましたが、一躍大谷石を全国に広める大きな役割を果たしたのは、なんといっても大正時代に建造された、旧帝国ホテルです。
このホテルは後の関東大震災にも焼け残り、その優美さは設計者フランク・ロイド・ライト氏の傑作と言われました。
使用された大谷石とスクラッチ練瓦とテラコッタと大谷石の彫刻の絶妙な組み合わせは、大谷石の特徴である素朴で柔らかく温かみの
ある質感が遺憾なく発揮され、ブームとなりました。
柔らかくて加工しやすく、また熱を通しにくく耐久性に優れ、控えめな地色は素朴で温かみさえ感じさせる、独特の風合いを持った石です。

◆深岩石
別名「鹿沼石」と呼ばれる深岩石は、大谷石と同様の擬灰礫岩になりますが、大谷石に比べて水に強く変色が少ないのが特徴です。

◆十和田石
十和田湖に近い秋田県比内町で産出する緑色擬灰石です。
十和田石は、天然が織りなすグリーンとブルーの色合いと、滑りにくさ、保湿性、保温性、抗菌性に優れることで全国の温浴施設に長年にわたり普及しております。

◆白河石/芦野石
福島県と栃木県の県境で採掘される安山石(石英安山岩質溶結擬灰石)です。
耐久性・耐熱性に優れている上に、細工・加工がしやすいのも特徴です。また窯で焼成することにより、淡いベージュ~赤色に変化します。

◆琉球石
琉球石灰岩は数万年前以上前の珊瑚や貝殻などが堆積して形成されました。
南西諸島近郊で産出され、沖縄県では古くから建材として利用し、石垣や石畳でしようされたほか、首里城でも大部分に使用されています。

◆薩摩石
1601年に築城されたと言われる鹿児島県の鶴丸城(鹿児島城) 石垣に使用されているのが薩摩石。
その石垣には西南戦争当時の弾痕が数多く残り、歴史の重みを感じさせます。
また、鹿児島市交通局新武之橋変電所の外壁には、旧変電所の躯体に使用されていた薩摩石が積み上げられ、路面電車の運行が始まった大正時代の外観に近い形で保存されており、そのレトロなたたずまいと重厚感は見る人の目を惹きつけます。
そんな歴史ある薩摩石は、その上品な色調と模様から現在の建築シーンでも数多く使用される様になり、柾目柄、板目柄ともに優雅さを損なうことなく、お好みに合わせてご使用いただけます。
※オーダー製品でのご対応となりますので、ご希望のサイズ、仕上げ等を都度お問合せ下さい。
■ 画像をクリックでメーカーHPへ
■ 今すぐカタログを見る

松下産業株式会社に問い合わせる

製品・施工画像

日本の銘石シリーズ 日本の銘石シリーズ 日本の銘石シリーズ 日本の銘石シリーズ 日本の銘石シリーズ 日本の銘石シリーズ 日本の銘石シリーズ 日本の銘石シリーズ 日本の銘石シリーズ 日本の銘石シリーズ
会社情報
〒141-0022
東京都品川区東五反田五丁目25番地19号 東京デザインセンター2F
TEL: 03-5447-6431
FAX: 03-5447-6433