屋上菜園・水田等施工事例のご紹介｜共同カイテック株式会社

建物屋上やテラスに菜園や水田をつくる場合、注意する点は大きく3つあります。
1つめは、荷重です。通常、屋上緑化では比重0.8程度の軽い軽量土壌を入れますが、菜園や水田は土壌が1.6～2.0程度のものを使用します。よって荷重を十分に考慮した上で設計することが大切です。
2つめは、給排水システムです。通常の屋上緑化かん水設備の他に手を洗う給水栓、水田の水を抜くドレーン、バルブなどの設計が必要です。
3つめは、管理です。できれば1回/週には野菜・稲穂の状況確認、設備の点検などの管理をするとよいでしょう。

◆江東区某小学校新築工事(2015年竣工)
屋上に学年分の菜園とビオトープ、水田を設けている。屋上緑化システムは「スクエアターフLight」を基盤にしています。

◆杉並区某小中学校新築工事(2019年竣工)
水田の排水システムを改良した水田づくりをしています。

◆足立区某小学校新築(2022年竣工)
小滝から流れを通り、池、水田に水が流れる設計。水田の手前にため池を作り、水センサーにより水量を一定に保つ仕組みとなっています。

◆東京都中央区ビル屋上改修(2007年竣工)
オフィスの屋上に屋上庭園と菜園を設け、夏野菜、冬野菜の2シーズンに収穫、社員食堂で提供していました。畑の土は50cm程度、畑の下には「スクエアターフLight」が設置されています。