外壁タイル・モルタルのはく落を防止し、補強するシステムです。
■ 繊維ネットとカーボンファイバー含有ポリマーセメントで壁面を一体化し、さらにステンレスアンカーピンで躯体に強固に固定することで、新規仕上げとして各種塗装・塗材を施工するのに好適な下地を提供します。
■当工法は、工事完成後10年間、第三者に対して最高2億円(免責20万円)までの補償を行います。全体を補償の対象〈第三者賠償責任保険制度〉として、同工法の認定業者が施工した工事について、引き渡し後に発生した第三者に対する賠償事故を補償します(※手直し 費用は対象外となります。本制度は万全の運営を期する為に保険会社と第三者賠償責任保険=PL保険の契約を締結しております。)

【特長】
■新規仕上げの下地として好適です。
「ボンド カーピンネット工法」は以下に示す耐久性の高い材料を使用して、既存仕上材のはく落防止を行うと共に、新規仕上げに好適な下地を提供します。新規仕上げとして、各種塗料。塗材の施工が適用可能です。
■強靭な繊維ネットを使用します。
・耐アルカリ性を有し、耐久性に優れます。
・三軸ネットのため、縦・横・斜めの応力に対応します。
・適度な伸びを示して変形に追従し、はく落防止効果に優れます。
・補強効果が大きく、施工性に優れます。
■ステンレスアンカーピン(CPアンカーピンN)で固定します。
・拡張子とエポキシ樹脂を併用して固定するため、引抜き耐力、せん断耐力に優れます。
・ワッシャー付きアンカーピンにより、ネットおよび既存仕上材を強固に固定します。
・ステンレス製のため、耐久性に優れます。
■透湿性を有します。
プライマーに使用する1液型弾力性エポキシ樹脂(ボンド エフレックス®F1)は各種既存仕上材に対し優れた接着性を示すとともに、透湿性も有しています。さらに、本工法で使用するポリマーセメント材(中塗り、上塗り)も透湿性を有していますので、下地から発生する水分を揮散することができます。