メーカーインタビュー
瀧口木材株式会社
限りある天然資源としての材木。
長い歴史を重ねてきた材木の街「新木場」はいま、時代の流れに沿うべく
新たな舵取りを模索し、動き始めている。
2013年 9月
インタビュー / 建材ナビ・アートディレクター
おためし木材ライブ(録画)@新木場
おためし木材ライブの詳細はコチラをご覧ください。

木材をよりアピールできる手法を模索

― 御社のホームページで「木材ライブ」っていうのを拝見いたしました。昨日もちょうどアップされていて見たのですが、映像で木目をずっと映されていて、とても興味が持てました。

瀧口(宇):あれはすみません、ちょっと私が一人で先走ってやっているようなかたちなのですが。きのうも新木場の材木屋さんに撮影に言ったのですが、あれだけ在庫があって、まだ眠っている木が多いので、もっといい形で提供できたらなと。
それでやはり、私たちは問屋なのでどうやったら売れるかなって考えながら進めて行こうかなと思っています。
やはり、今まで共にやってきた皆さんのお陰で、会社が存続していますので、既存の商流を大切にしながら、何かプラスアルファで、皆様のお役に立ちたいと思ってやっています。例えば、浜松のセンターのお客さんが、東京に材木いっぱいあるから、ちょっと見せてくれって言われた時に、すぐ対応できるというところをきちんとアピールできたらいいなと思います。

― 新木場では、初めての試みだと思います。何か私たちもご協力できるところがあれば、させていただきたいですね。最期に今後の展望とか、進行中の試みとかお伺いしたいと思います。新木場にある材木屋さんが今後どうあるべきかなども、お伺いしたいのですが。

瀧口(宇):皆さんどうですか、地域的に見ると。
富岡:浜松などは、やはり大工さんというか、ビルダーに直接という方法もひとつの選択だけど、小回りのきくサービスが必要ではないかな。会社は皆、合併に次ぐ合併で大きくなってしまうから、その中でもやっぱり小回りがきく会社は、必要だと思う。
市川:大きな会社は、人任せでね。それでトラブルが起きたり、自分が行かないものだからトラブルも増える。やはり人任せにせず、自分で実際に言ってみることがサービスにもつながる。人も物も小回りがきくサービスを提供することで何とか生き残ることができるのかなと思います。
吉田:やっぱり新木場といっても、いろいろな材木が何百社とありますから、そういう店々によって扱うスペシャリストというか、専門の材を持ってるところがあるわけですよ。
われわれなんかは、もうその品物がないもので、やっぱり新木場に行けば揃うと、それは素晴らしい集まりだと思うし、逆にいろいろな地方で営業をやっていても、例えば新木場から越谷経由でもらったり、という連携プレーが、うちはできるのは強みのところでもあります。
時代の流れによって、いろいろあると思いますけど、やっぱり特殊性を残していくような、そんな町を残していけばいいのではないかなと思います。
それと、やっぱりインターネットのユーザーを対象にするならば、もっと逆行で一枚物をPR するなど、見てもらうとわかるのですが、そういったものをユーザーに対してアピールするのもおもしろいと思うし、今、恥ずかしい話、われわれが取り扱っている商品の中で、中国のやつが多いんですよ。中国で作ったものを輸入して販売する。
われわれは工場がないもので、ものを買って売るしかないので、だからそういったものをアピールしてもいいのではないですか。
中山:ここは拠点として守っていかないと。業者がいるから。
結局、当たり前の知識って、皆さん、われわれ以外でも持ってると思うんですよ。どこの建材問屋さんでも・・・。
ただ、良い物、こういう無垢のいいものとか、そういう使い方とか、そういう知識っていうのはあまりないと思うんです。だからわれわれは、そういうのを持っていると思ってやっていますから。だからなんですかね、ものを探すときでも、じゃあどこにかけたら見つけてくれるかなって、思うじゃないですか。それが今だったら、ネットなどで検索すると思うんですよ。
だからその次には、ネットじゃなくて、「瀧口さんに聞いてみよう」「瀧口さんなら探してくれる」というのを、皆さんに、お客さんに、植え付けようと思ってやっています。「困ったときの瀧口さん」・・・と(笑)
河田:やっぱり他の会社でできないことをやりたいですね。当たり前なことじゃなくて、当たり前じゃないことを。そのひとつに、ネットというのも、ひとつのツールかもしれないですけれども、それを利用して、今、当たり前になってきているじゃないですか、ネット販売というのも・・・、「建材ナビ」さんには、今までと違ったネット販売を考えてもらいたいですね。
瀧口(善):これからは、パソコンを通じて、ネットの時代ですから、僕らはポンと言われてもうまくできないですけど、やっぱり他と違った歴史があるから、特色性を出して、対ユーザーに対してアピールしていけばいのじゃないかなと、思ってやって行きます。

― はい、ぜひ私たちもそのお手伝いをさせていただきたいと思います。本日は皆様の貴重なお話を伺わせていただき、新木場というユニークな街への理解が一層深まったような気がいたします。ありがとうございました。

瀧口木材株式会社