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掲載:2019年7月10日 更新:2022年01月12日

バス(浴室)の換気扇の掃除方法とコツ

換気扇
浴室のカビを防ぐ上で欠かすことのできない換気扇。 しかし、換気扇を長い期間使用すると、ほこりやカビで汚れてしまい、 汚れたままにしておくと換気能力の低下や換気扇の故障の原因となります。

換気扇の構造

浴室の換気扇は、一般的に化粧板、カバー、シロッコファン、ドラムなどで構成されています。
化粧板やカバーは、比較的簡単に取り外すことができますが、 シロッコファンやドラムを取り外す際には、ドライバーやレンチといった工具が必要になります。

化粧板とカバーの掃除方法

まず、化粧板を取り外します。 化粧板は多くの場合、はめ込んであるだけなので簡単に外すことができます。しかし、ネジで固定されているタイプのものもあるので、引っ張っても外れない場合は、ネジで固定されていないか確かめドライバーで外します。

化粧板を取り外すと、その下にカバーがあるはずです。 カバーは、何カ所かをネジで固定されているので、ドライバーを使って外します。
化粧板とカバーの汚れは、シャワーで流しながら、雑巾やブラシなどで洗います。

また、換気扇の種類によっては、化粧板とカバーの間にほこりよけが付いているタイプのものもあります。
このほこりよけも簡単に取り外すことができるので、取り外したら、 化粧板やカバーと同じようにシャワーで流しながら雑巾やブラシなどで洗います。

シロッコファンとドラムの掃除方法

シロッコファンは、ナットでとめられているのでレンチでナットを回し外します。
ナットを外す際は、逆ナットになっていることが多いので時計回りにレンチを回して外します。 通常のナットの場合もあるので、外れない場合は反時計回りにまわしてみて下さい。

シロッコファンを取り外せたら中性洗剤を吹きかけて、しばらくの間おいて起きます。 そしてブラシなどで丹念に洗いましょう。
この時、ゴム手袋やマスクなどをするようにして下さい。 シロッコファンが固定されていた、換気扇の本体部分をドラムといいます。 ドラムの掃除は綿棒などで細かい部分の汚れを落とし、雑巾で拭きとると良いといえます。

換気扇を組み立てる

全ての掃除が終わりましたら、取り外した時とは逆の順序で組み立てて行きます。
シロッコファンを取り付けた段階で、スムーズに回るか手で軽く回しながら確認をします。 スムーズに回らない場合は、業者に換気扇の修理をお願いする必要があります。
シロッコファンがスムーズに回ることができたら、カバー、化粧板をはめて掃除の終了です。

換気扇の種類によっては取り外すことが難しいものもあり、無理に取り外そうとすると故障などの原因になるので、 そのような場合は業者に掃除を依頼することをオススメします。








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