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2011-03-09 11:26:42
断熱材について
masa さん
昨今の断熱材不足で仕様の変更を余儀なくされています。設計は押出法ポリスチレンフォーム板のスキン有だったのですが、スキン有の入手が困難なため、スキン無しに変更しなければなりません。スキン有とスキン無しの特性の違いは透湿(防湿)性能の違いだけですが、スキン無しに変更してスキン有同等の透湿性能を維持する方法はありませんでしょうか?ご存知の方、ご回答よろしくお願いします。
回答
回答数
2
【回答1】
かあやん さん
こんにちは。
透湿性能を気になさるのは 面内結露かなにかの心配からでしょうか。
だとしたら いまいちど通気工法についてご確認されたほうが良いと思います。詳しい技術的な事は北海道北方建築総合研究所を参照されると良いと思います。http://www.nrb.hro.or.jp/index.html
通気工法については、北海道でもかなりの皆さんが間違った認識をされていたようで 通気層をもうけても壁内の湿気はほとんどといっていいほど排出はしてくれません。この通気層もうけるというのは、外部からの雨水等の進入を防ぐ為や壁面を温めた空気を逃がすのに設置するものと言う考えかた、ようは建物を長持ちさせるような工法なのです。ところが 工法の普及段階で、製品メーカーが防風防湿部材を対象商品とし開発販売を行なう時点で 少し違ったほうに行ってしまったようです。少し話がそれてしまいましたが、押出法ポリスチレンフォーム板はJIS規定により性能が定められており、市販の断熱材のの中では めっぽう水に強い材用です。よって水をすいにくいと追う事は、はき難いとなると思います。どうしても性能値を気にしてしまいますが 工法全体に目をむけられた方が良いと思います。
濡れたコートを身に着け、その上にウインドブレーカーを羽織っている状態では コートはなかなか乾かないと思います。このような事が壁内で起こっているかのように、私たちは、考えてしまいがちなのですよね。しかし、一般の住宅ではまどの隙間や、ひとの出入りによって1時間に0.5~1回は空気が入れ替わっておりますし、現在は法律で換気回数が0.5回以上と決められておりますので、室内に湿気が停滞するような事も少なくなってきていると思います。ですから 透湿性能に関する数値の0.0何は、然程気になさらなくても良い物かと考えます。私の場合、このスキン付きの断熱材は防水層の下地等で、直接貼付けたりする場合に糊の付きが良い為使用しております。回答になったでしょうかね。
【回答2】
masa さん
かあやんさま
ご回答ありがとうございます。
御意見参考にさせて頂きます。

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